2009年初秋 天神平(谷川)、湯檜曽温泉、SLみなかみ号 P1

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かなり前の天気予報では、この3連休の予報は、運動会日和の晴天というものでしたが、
前日に天気予報をヤフー天気でチェックしたところ、目的地である谷川岳のある群馬北部の天気は晴れのち曇り、
詳細天気で見ると、みなかみ町南部では1日中晴れで日中の最大風速7m/s、北部では曇り時々雨最大風速3m/sという天気。

天気図を見てみると、ちょうど日本海側にある停滞中の高気圧と太平洋側にある低気圧の境目、気圧の谷に当たる部分が、
南北に走り、晴れるかもしれないけど雨が降るかもしれない、ギャンブル性の高い天気ということが判明。
ウェザーニュースを見てみると、こちらはもっと辛口の予報でした。

これは、別の場所へ出掛けるスケジュールを立てるか、SLの指定券を翌日に変更して今日は我慢するか。
当然、SLの指定券を取っていなければ、昨年と同じ日比谷公園とか横浜の山下公園なんていう選択肢もあったのですが、
乗車変更もめんどくさいので、若干不安がありながらも出掛けることにしました。

高崎駅に到着し上越線の水上行きの電車に乗り込むと、登山の格好をした人達が大勢乗っていました。
あの天気予報で登山へ行くのか、チャレンジャーだなと...

電車は定刻に出発し、新前橋駅と渋川駅で近距離移動者の乗り降りがあった他は、
やはり登山の格好をした尾瀬行らしい人達が十数人下車したくらいで、そのまま水上駅へ到着しました。
水上駅でおよそ半数の人が水上駅で下車、そして残りの半数が、長岡行きの普通電車に乗換えて、
長岡行きの電車に乗車した更に半数の人達が、途中の土合駅で下車しました。

これはかなり降りたな、検札来なかったけどこれ取りッぱぐれる心配はないのかなとと思いながら、
約500段にも及ぶ階段を上り始めました。

♪ パン、パパパパン

長岡接続の時間を目がけて来れば、土合駅のホームからロープウェーの土合駅まで歩く時間は掛かりますが、
JRの料金は200円で行けるので、料金的には安いです。

水上駅からバスだと、ロープウェー乗り場まで行け、
時間を合わせてくれば時間的にも利はありますが、料金が約700円掛かります。

ロープウェーとバスの往復をセットにした割安なものが最近売り出されたようなので、
それを利用するとバスの方が良いかもしれませんが、マチガ沢や下から谷川岳に登る場合は、
土合駅からの方が安上がりということで...

でも、これから歩くのに、約500段の階段と約1kmの移動はどうかな〜で、検札の件ですが、
やはりこの混雑期の混雑する時間帯には、駅員さんが駆けつけてくるようです。

ようやく水上駅までSuica対応となりましたが、それより先は未対応なので全区間の現金精算となります。
精算が必要なお客さんが十数人いるので改札は混み合います。

さて、土合駅の駅舎から外へ出て空を見上げると、所々に青空が見えるものの、雲が勢いよく流れ、
晴れたり曇ったり、路面は濡れていて、さっきまで雨が降っていたんだなとわかります。

土合駅からロープウェー乗り場までは徒歩で約10分〜15分ほど、
距離にしておよそ1kmくらいですが、上り坂が多く意外と疲れます。

マチガ沢や一の倉沢へ向かう人達と、ロープウェー乗り場へ向かう人達が分れます。
ロープウェー乗り場に到着すると、なんとなく嫌な予感が頭を過ぎりました。

乗り場と思われる方向に向かって列が出来ているのです。

ひとまずトイレへ行き、券売機で乗車券を購入し、ひとまずその列へ並びました。
並び始めた当初、列は順調に流れたものの、途中から滞り始めて、ほとんど進まなくなってしまいました。
列が順調に流れていたのは、2列くらいで並んでいたのを4列並びに変えたからなんだろう...

いや、ネズミに会いに来たんじゃないんだけどと、一昨年の高尾山を思い出しながら列に並び、
時間にして30分〜40分程して、ようやくロープウェーに乗ることが出来ました。

普段から、この時期は紅葉を見にマチガ沢などを訪れる観光客もいるので、混雑するのですが、
最近は、休日の高速道路1000円の影響で、公共交通機関からの便があまりよくない観光地では、だいぶ混雑が目立ちます。

明らかに駐車場のキャパシティを超えている台数の車が訪れるので、移動で渋滞にはまり、
目的地で駐車場へ車を止めるにも1時間待ちなどは更なようです。

というわけで、ロープウェー乗り場へ向かって歩いている時も、駐車場待ちの列が出来ていました。

谷川岳のロープウェーは、珍しく(なのか)混んでいても詰め込み運転はせず、全員が着席できる状態で運転するため、br /> 混雑しているときは特に待ち時間が長くなります。単なる移動手段ではなく、快適性や見える風景も大事、
まあ安全面もあると思いますが、待ち時間は長いですが、快適に移動することが出来ます。

天天気によるのか、団体さんが訪れるタイミングにもよるのか、お昼頃に降りたときには、ほとんど混雑していませんでした。

長らくお待たせされましたが、ロープウェーに乗りこんで天神平へと向かいます。
ロープウェー眼下はまだ紅葉には早いですが、天神平に近くなってくると、色付いた木々が、ちらほら見受けられるようになります。

ロープウェーを待っているときから雨が降ったり止んだりして、天神平へ近づくとロープウェーの屋根に、
雨粒が当たってカツカツと音を立てるようになりました。

ロープウェーは天神平へと到着、登山組みはそこで合羽やレインコート(いや、同じだろ)、
ウィンドブレーカーなどに着替えて、続々と谷川岳の方へ向かって行きました。
本気でこんな天気の中、谷川岳へ登ろうとしているのかと...