2007秋 群馬県水上(谷川岳)ピックアップ(暫定)

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(1日目)
自宅 − (チャリ) − 高崎駅 − (SL奥利根号水上行き) − 水上駅 − (路線バス) − ロープウェイ土合駅 − (ロープウェイ) −
ロープウェイ天神平駅 − (リフト) − 展望台 − (リフト) − ロープウェイ天神平駅 − (ロープウェイ) − 
ロープウェイ土合駅 − 土合駅 − (路線バス) − JR土合駅 − (JR上越線上り水上行き) − 水上駅 − (JR上越線上り高崎行き) −
高崎駅 − (チャリ) − 自宅





「54(フィフティーフォー)」


9時02分 起床
9時05分 着替え完了
9時08分 PC起動
9時15分 谷川岳の紅葉チェック
9時20分 SL奥利根号情報チェック
9時25分 持ち物チェック
9時35分 家出
9時46分 駅着
9時49分 みどりの窓口に並ぶ
9時52分 御用聞きさん現る
9時53分 改札スルー
9時55分 ホーム到着
9時56分 SL出発


まさに分刻みのスケジュール... と言わないなコレは(笑)


先週は長野旅行だったので、土日はゆっくりしようと思っていたのですが、朝起きて天気がよさそうだったので、
そろそろ紅葉しそうな谷川岳をチェックし、見頃となっていたので、続いてSL奥利根号の情報をチェック。


SLは全車指定の快速で発車時間は9時56分、とりあえず駅に行ってみようと駅に着いたのが9時46分。
みどりの窓口、相当混んでるけど駄目もとで並んでみようと並んでいると...

混んでいるときに、列に並んでいる人の用件を聞いて、自動券売機で買える切符の人を
自動券売機へ誘導する係りの人がいて、その人にSL奥利根号に乗りたいというと、
座席がどこでもよければ券売機で強引に出せますとの返事。

やってもらうと、何故か発券不可となってしまい、しょうがないということで乗車票を渡され、
車内で車掌さんに言って、乗車券と指定券を精算してもらってくださいとを言われて、
その人に付いて行き改札をスルー。


電車の中でペラペラ切符を買って無事着席しかもボックス席占拠...




  



水上までまだだいぶかかるので、長話でも...


実は、上越線の渋川より北は乗ったことありませんでした。
水上には小学校の時の子供会の旅行で行ったことはあります。

吾妻線も沿線におばさんの家があるので、中之条駅までなら
何度か乗ったことがありますが、そこから先はありません。

吾妻線沿線では、小学校の頃、おじさんが「ファミコンのカセット買いに行こう」と
一緒に行った先が何故か草津白根(片道約1時間半くらい)で、そこでロープウェーに乗った記憶があります。
ちなみに、知らないおじさんではなく、母親のお兄さんですので、お間違えのないよう(笑)
また、会社の忘年会で草津温泉に行ったりと、全く行っていないわけではありません。







群馬県に住んでいると、一見スキーやスノーボード、スケートが上手いと思われがちですが、
海辺に住んでいて泳げない人もいる様に、全く出来ない人もいます。
私は、スキーは高校のスキー教室のみ、スケートも高校のスケート教室のみ、
スワンボートや公魚釣りも経験ありません。

群馬県というと車王国ですが私の免許証はゴールドです。


そうです、お察しの通り、ペーパードライバーです(笑)


なので、あまり群馬県人らしくないとよく言われますが、群馬生まれの群馬育ちです。







文章を適当に書いたせいか、写真に合う文章があまりないので、適当に配します(笑)


上越新幹線は高崎を出て5分ほどですぐトンネルに入るのに対して、上越線は渋川駅を越えるまでトンネルはありません。
新幹線は線路を直線に引かないとスピードを出せませんので、コストはかかりますが山を掘ります。
トンネルの話題になったところで、この旅行のトンネル物語を...







ドタバタしながらも、何とかSL奥利根号に乗ることが出来た私は、マッタリとSLに揺られながら、
見慣れた車窓風景のアクセントとして登場する沢山の鉄道ファン、カメラ愛好家の姿を見ながら...

ちょっと横道にそれますが、渋川駅で見かけたカメラを持った親子が、沼田駅にいて、ちょっと驚きました。
SLがホームに入線するところを撮っているので、一緒にSLに乗ってきているわけではありません。

まあ、よく考えてみれば、上越線の高崎水上間で、特急と普通電車が同じ65分前後で走るのに対して、
このSL奥利根号は車窓風景を楽しむこと、他の電車の待ち合わせなどを合わせて2時間。
渋川駅で停車しているときに、普通電車と特急電車が追い抜いていったので、それに乗っていけばいけるし、
車で移動しても十分間に合いそうな気はしますが、初め見かけた時は、アレレとびっくりしました。



スタートダッシュの成果





SLの写真を撮っている人たちの中には、この人たちどこから入ったんだろうと思えるような場所や、
凄いガッツだと思える山の中など、SLに乗車している人を除き、高崎−水上間の延べ人数では、
SLに乗っているのと同じくらいの人がいたのではないかと(笑)


特急草津は、この渋川駅を分岐点として吾妻線の長野原草津口や万座鹿沢口方面へ向かいます。
水上方面へは特急「水上」が走っていますが、この特急は各駅停車とほとんどかかる時間は変わりません。
この特急はもともと「谷川」という名前でしたが、上越新幹線で東京−高崎/越後湯沢間を走るものが
「たにがわ」となった関係で「水上」となりました。







で、話を出発してすぐの時点に戻しますと...
SL奥利根号は6両編成の全車指定で4人がけボックス席になっていて、私の座った席は、
進行方向に向かい右側の窓側で、このボックスには、私と同じようにギリギリ乗り込んできたおじさんの2人。

進行方向左側には子連れのママさんグループ(声のみの判断)と思しき人たちが座っていました。







電車は水上を目指して進み、途中新前橋駅で5分程度停車し、続いて次の停車駅の渋川駅で約30分の停車。
渋川駅に到着する少し前に、スタートダッシュを決めるため席を立って前方の車両へ...
最前車両の前扉の辺りは混んでいたので、後ろの扉でスタンバイをし、停車とともにダッシュ。

予想に反して、それほど混雑する様子もなく、そんなに急がなくてもよかったかなと思った次の瞬間の写真がコレ。

まあ、30分近く停車するのと、車内は普通の車両なのであまり面白みがないので、
みんな表に出てくるのは当然といえば当然ですが...
SL大沼号みたいに専用客車を用意すればいいのにと思いながら、辺りをプラプラしながらSL見物。







一番混むのはSL運転席で、運転席に乗った子供を写真に撮れるとあって、お父さんお母さんで大混雑。
限られた時間しかないのに、子供が運転席に座ってから慌ててカメラを準備したり、
撮った写真を何度も確認しながら撮っていたり、もう少し周囲に気を使ってもいいのではと思う人数名。
これは、どこへ行ってもそうなんですけどね。



   







  



  



そろそろ出発時間ですとのアナウンスがあり、出発してから車内を移動すると時間がかかるので、
ダッシュで4両目まで戻り、席に座ろうとすると...
さっき左側の席に座っていた人たちのうち女性二人が、私の席を占領していました。

すいませんと声を掛けると、すいませんと言い、二人が私の前に来る形で座ることになりました。

左側の席を見ると、子連れの夫婦が座っていて、
てっきりママさんグループだと思っていたのですが別のグループだったようです。
別に構わないのですが、人がいると写真撮りにくいんですよね〜







というわけで、女性二人に囲まれて水上まで行くことになりましたが... 特に何もないですよ(笑)
あと、それを期待してSL乗って、おばちゃんグループに囲まれても払い戻しできませんから...




















いよいよ本題のトンネルなのですが...

私の乗っているのはSLで、SLは当然煙を吐きながら走ることは、当然ご存知だと思いますが、
上越線は後閑辺りまでくるとトンネル地帯に突入するので、車内に煙が入らないように
窓を閉めてくださいと車内アナウンスあります。

目の前に女性二人、ここは格好よくビシッと窓を閉めなくてはいけない場面です。

徐に立ち上がり、窓枠に手をかけて、力いっぱい引きおろす...







あれ、動かないぞ、もう一度

あれ、おかしいな、どうなってるんだ!!


というわけで、閉りませんでした(涙)


その間に短いトンネルを一つ通過しましたが、4両目ということもあり、大したこともなく、
まあいいかと諦めて座ると、前に座っている女性二人が、「まあ、大丈夫だよねと」
それは慰めだよね、ありがとう(涙)







それからしばらくして、近くを通りかかったおじさんが、「これ閉めないと大変だよ」と窓の方へ。
おじさんも力ずくで引きおろしましたが、やはり閉らない。
というか、おじさん一人で閉められてしまったら、こっちの立場がないので...







私も立ち上がって一緒に引っ張りましたがなかなか閉らない。
最後の手段とおじさんの空手チョップが炸裂、そのあとスーッと閉りましたとさ。
目出度し目出度しって、あまり目出度くないんですけどね...







電車はさらに北上し沼田駅で5分ほど停車、それから後閑、上牧などの駅に停車しながら終点の水上へ。







水上駅に到着すると、みんな再びSLに殺到...
したのですが、すぐに切り離されて奥の方へ行ってしまいました。

そういえば、SL大沼号は途中に操車場がないから、帰りは逆向きに連結して走っていましたが、
このSL奥利根号はちゃんと、どこかで転回して連結されてました。
何でこんなところに転回設備があるんだろう。







水上駅を降り、とりあえず辺りを見回すと、馬車発見し撮影。












さて、無計画に水上へ来ただけに何をする予定もなく、これは困ったと一先ずバス停へ。
バス停の方へ行き谷川岳方面へのバスをチェックすると、20分前後で行けることがわかりました。

出発時間間近の車内は立ち客がいるほどの混雑でしたが、まあ20分ぐらいいいやとそのまま乗り込むと、
臨時バスが出ますので、お乗換えくださいとアナウンスがあり、空いているバスに乗り換えて谷川岳へ。







水上駅から谷川岳ロープウェイ乗り場までは、路線バスだと650円、普通の路線バスに比べると距離の割りに高めかなと。
まあ、常時客がいっぱい来るわけじゃないから、それくらいじゃないと合わないのかな。
ちなみに、最寄の駅土合駅までは、水上駅から10分弱で料金は200円弱、土合駅からロープウェイ乗り場までは徒歩10分程度。
それなら電車を使った方がいいじゃんという意見があると思いますが、それが出来ない(やりずらい)理由が2つあります。
一つは、水上駅からの下り電車が少ない(SLからの乗り継ごうとすると、次の長丘方面は1時30分過ぎ)こと、
もう一つの理由は、帰りに説明します(笑)











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