2007GW 青森・弘前 函館 ピックアップ3

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(2日目)

青森ホテル 〜 青森駅 − (特急つがる43号弘前行き) − 弘前駅 − (シャトルバス) − 弘前さくらまつり(日中) 〜
津軽藩ねぷた村 〜 弘前公園植物園 〜 追手門広場 〜 弘前さくらまつり(夕方〜夜) − (弘南バス) − 弘前バスターミナル 〜
弘前駅 − (奥羽本線普通青森行き) − 青森駅 〜 青森ホテル(2泊目)

この時点で、昨日の夜に夜桜を見に行っておいた方が良かったと後悔しています。
やはり、朝から夜まで通しでいるのは厳しい...

と、歩き回るのに疲れたので、弘前公園の近くにある津軽藩ねぷた村を訪れました。

ねぷた村に入るとすぐにねぷたの展示室があり、
ここでは、ねぷたの紹介とお囃子の演奏(体験)などが行われます。
ねぷた祭りというのは、眠気を退治するためのお祭りで、「眠たい」が「ねぷたい」で「ねぷた」となったと、
北のほうに行くと「ぷ」が「ぶ」になるので青森では「ねぶた」となるという説明などがあります。

2階建てで吹き抜けとなっている場所に弘前ねぷた祭りで使用された数台のねぷたが展示されているので、
上上から、横から、真下からといろいろな角度から、ねぷたを見ることが出来ます。

ねぷた村の中には、ねぷた展示スペースのほかに、こけしや独楽などの製作実演販売、
津軽三味線教室、ちょっとした庭園などがあり、津軽三味線の教室では、実際の演奏を聞くことが出来ます。

この、弘前さくらまつり期間中の数日間は、このねぷた展示スペースでの三味線演奏が行われていました。

弘前のねぷたは細い道を通るため、ねぷたの上部が回転するようになっています。
実際に回転させる様子と、更に真下へ入ることが出来るので、内部も見ることが出来ます。

ねぷた村を後にして、次に向かったのは弘前公園内にある植物園です。
桜を見に来て、あえて植物園に入る理由はというと...

後付ですが、桜に食傷気味、人ごみに疲れたなどなどです。
植物園には、三の丸庭園、湿性植物園、梅園、日本庭園などがあり、
また、白神山地の様子が再現された木々や植物が植えられています。

ソメイヨシノの開花条件が特殊なので、その年の気候によっては
ソメイヨシノと梅を同時に見ることが出来ます。

植物園を後にして再び弘前公園を出て、追手門広場へ。
ここには、弘前市立観光館、山車展示館、ミニチュア建造物群などがあります。
弘前公園とセットでコンパクトにまとまっているので便利です。

何よりも、各施設とも入場料などが無料となっているので、
チョット寄って入りやすいというのがあります。

いつの間にか、

(マギー審司風に)体がちっちゃくなっちゃった〜

弘前市内にある(またはあった)洋館などをミニチュアにして展示してあります。
小さい子供を連れた親子が、子供に怪獣のふりをさせて写真を撮って喜ぶのが定番です...

そして、今いる建物は旧市立図書館です。

そのすぐ近くにあるのが山車展示館です。
明治時代に祭礼が途絶えてから散逸してしまったということで、数台しか残されていないようです。

これは、弘前市立観光館で、2階吹き抜け構造となっており、中央に大きなねぷたと津軽為信像があります。
2階には、数十行程に及ぶ津軽塗りの製作過程や、そのほかの特産品、友好都市関係を結んでいる、
北海道の斜里町、群馬県の太田市との関係を示す展示や寄贈品などが展示されています。

群馬県太田市は、市町村合併前の旧尾島町との友好関係を引き継いでおり、旧尾島町は、
津軽藩主2代目の津軽信枚の側室辰姫が3代目となる津軽信義を生んだ地として、関係が持たれています。

場内には、太田市から寄贈された富士重工業のスバルが展示されています。
尾島町と富士重工業の関係は非常に深いものがありますので、興味のある方は調べてみて下さい。

さて、そろそろ日も暮れる頃

夕方の日暮れ間近の方が、空が白飛びしにくくなるので撮りやすいです。

ただ、時間がかなり限られますけどね...

ニュース番組の取材をしていたので、チェックしてきました。

私が行ったときの時点では、本丸と北の郭が有料(+植物園セットあり)で、
有料区域(午前9時〜午後5時)となっていたので、それを過ぎると中に入れなくなるのかなと思っていたら、
その時間以外は自由に入れますよということらしく、夕方行ったときには受付が閉まっていて、みんな素通りしていました。

尚、平成20年より、4月の下旬から5月上旬にかけて、有料時間が午前7時〜午後9時まで延長されました。
ということは、夜の花見客が減って静かに見られるようになるかな〜

その時々で変わりますので、必ず事前確認をしてください。

岩木山は、この地域で古より山岳信仰の対象とされてきた山です。

なかなか、この桜と本丸が被るポイントがなくて...

もう少し下がれれば、本丸の全容が見えるのですが、後がありません(笑)

一つ驚いたのが、シャトルバスの運行が午後5時くらいで終わってしまうこと。
帰りは普通の路線バスで、しかも環状のバスターミナル終点で、そこで乗り換えて次のバス停が弘前駅。
バスターミナルから弘前駅へは徒歩10分ほどなので、歩いた方が早い(笑)

どう見ても乗っていた人全員が弘前駅行きなんだけど...