2006夏 仙台(七夕、松島)、青森ねぶた、函館、札幌、小樽




当初計画


<2日目>

仙台ホテル − 仙台駅 − (東北新幹線はやて) − 八戸駅 − (特急つがる) − 青森駅 − 青森ねぶた(昼) − 青森ホテル −
青森ねぶた(海上運行、花火大会) − 青森ホテル



実施旅程


<2日目>

仙台ホテル 〜 仙台駅 − (東北新幹線はやて) − 八戸駅 − (特急つがる) − 青森駅 〜 青森ホテル(荷物置き) 〜 ねぶた祭り(昼市内巡行) 〜
青森ホテル(休憩) 〜 ねぶた祭り(海上運行)<海岸線 〜 海上運行スタート/エンドポイント> 〜 青森ホテル





さて、旅の2日目の午前中は移動時間、東北新幹線で仙台−八戸、特急つがるで八戸−青森、約2時間30分です。
今回、ねぶたの最終日を狙ったのは、日中運行と夜の海上運行そして花火を楽しめ、
さらに宿泊料金がねぶた料金ではないというナカナカウマーな設定だから...

というより、この前日も前々日も空きがなかったのと、仙台の七夕まつりとの兼ね合いもあり、この日しかなかったわけで(笑)
この日のホテルは、楽天トラベルの宿泊予約が青森市内で全滅、そしてたまたま空いていた弘前のホテルを予約しましたが、
その後で、楽天トラベルに客室を提供していないホテルをHPで見つけて、
しかもそれが青森駅前という好立地、コレを逃す手はないと変更しました。

私が楽天トラベルを利用する理由は、当日でもキャンセル料金不要で、キャンセル可能なところが多いということ。
しょっちゅうホテルを変えたりするわけではありませんが、旅にトラベルは付き物なので...
ちなみに泊まった青森駅前のホテルの場合、当日のキャンセルは30%のキャンセル料金でした。


と、話はそれましたが、仙台駅に戻りまして、さらに東北新幹線はやてと特急つがるについて。

前日が松島からの戻りで結構遅くなること、また翌日のねぶたの日中運行が、
午後12時30分頃からということを考慮し、予め指定をとるために、JRのサイバーステーションで空席をチェック。

この特急つがる、既に禁煙席が△マーク、喫煙席は○でしたが、これは急いだ方が良いだろうと高崎駅へ押さえに行きました。
駅に行って、取ろうとしたら禁煙席は満席、喫煙席が残り1ですと。
何で混むかというと、午前8時前後の東京発はやてからの乗り継ぎであることと、青森駅まで停車駅がないということ。

仕方ない、それほど乗っている時間も長くないし我慢しようと...
同じようにギリギリの予約だったのが、仙台で押さえた帰りの八戸から大宮までのはやて号。
帰る日に押さえようとしたらアウトでした。



というわけで、青森駅に到着です。
駅前ベンリー、というわけで早速荷物を預けに行き、そのままねぶたの日中運行見物に。
やはり凄い、人、人、人、最初の交差点で既に人だかり。

人だかりがあるからには、ここで何かをやるのだろうと少し見ていましたが変化無し。







チョット先に進んでみようと歩いていくと、あー、あったあったねぶたが...







で、何でじゃがりこ、何でケロロ軍曹、まあ、それはこの際気にしちゃいけないんだろう。

しばらくしてねぶたが進み始めました。
















色彩豊かなねぶたがいくつも通り過ぎていきます。

交差点でスタン張っていると、交差点の中心でかけ声に合わせてねぶたを回転させたり、近づいてきてお辞儀をしたり。

どこで回転させるか、何回回転させるかはかけ声をかける人の胸先三寸、
いじめっ子なひとは、これでもかこれでもかとグイングイン回す。

あれは結構体力使うだろうな〜







一番コキ使われていたのはヤマト運輸、まあ体力資本の会社だから、余裕でしょう(笑)







途中で、サッカーボールを頭に載せた金魚のような、ちっちゃいねぶたを子供が引っ張ってきました。
後で調べてみたら、津軽錦という金魚をモチーフにしたキャラクターのようで...
通りのお土産物屋さんでも売っていたし、ホテルの部屋にも折り紙で作られた、
ちっちゃい金魚が置いてあったので、ずっと不思議でした。

コレは動画しかないので...
ねぶた自体は、後の方で出てきます。







ねぶたに追い抜け追い越せ... じゃなくて、追い抜き追い抜かれしながら、市街地を一周し、一番初めに待っていた交差点まで戻ってきました。
この辺りは動画中心なので、細かい説明は割愛させて頂きます... っておい!!

夜の海上運行に備えるため、一度ホテルに戻りチェックインしました。

最近ホテルで良く忘れるのが荷物(笑)
ホテルに到着して荷物をフロントで荷物を預けていくのですが、ホテルに戻ってきてチェックインするときに、
忘れて部屋に行ってしまい、後で取りに戻る羽目になるのです(笑)

チェックインしたときに、荷物を出してきてくれるのが普通だと思うんだけどね〜







3日目と6日目に泊まった函館のホテルは、荷物を預けるときにチェックイン処理をしてしまい、
部屋が空いたときに荷物を部屋に運んで置いてくれるという楽々サービスでした。

というわけで、部屋についてすぐ荷物を取りにフロントへ行こうとしましたが、
その前におやつとジュースを買いに行こうと思い、ホテルを出て青森駅へ。

青森駅のとなりにあるお店で、ジュースとリンゴ系のお菓子を買い込み、ホテルの部屋へ戻りました...
ガーン、また荷物を忘れたよ... ってさすがに私でも2回は忘れません(笑)


ハイ、ゴメンナサイ、2回目はネタです。


歩き疲れていたので、ホテルの部屋でノンビリ、海向きだったので花火が見られるかなとも思ったけど、
ねぶたの海上運行もあるし、昨日見られなかったサンセットを見られるかなと海辺へ行くことにしました。







来るときに、ここから海や花火を見たら良さそうだと思っていた、高いところを走っている道路。
やはりというか、当然かなというか、既に通行禁止になっていました...
歩道も車道も通行止めにするみたいです。







そこは諦めて、とりあえず海辺へ行ってみることに、青い海公園というらしいです。

驚いたのは海辺の歩道、所々にガムテープで囲われた枠と、その中にガムテープで書かれた名前。
それと、疎らに敷かれたブルーシート、コレじゃ歩けないし立ってみることも出来ない。

コレが普通なのかな、ここは通路ですとか書いてあっても、立っている警備員とか注意しないし...







とりあえず、夕日に照らされた海と、遠くの方に見える船の写真を撮って、来た道を戻り、
昼間から気になっていた三角形の建物を近くで見ようと行ってみました。

中にも入れそうで、上にも上がれそうだったけど、あまり時間がなかったので、周囲をブラブラ。







すると、ここの建物の周辺にねぶたの展示スペースがありました。

昼間見たものもあれば、初めて見るねぶたもあり、その周辺で引き手や造り手がくつろいでいたりと、
昼間の動いているねぶたに比べると、ノンビリとしてまた違った雰囲気を味わえました。







これが、金魚ねぶたです。








この辺りの海辺は有料観覧席で、あのガムテープはないだろうけど、移動しにくそうだし、
どうしようかと地図を眺めていると、遠くの方に海上ねぶた出航ポイントというところが...
チョット遠めだけどとりあえず行ってみようと思い、歩き始めました。
問題は入れるかどうか、行ってみて関係者以外不可だとガックシなので、そこら辺の警備の人に聞いてみることに。


「んー、たぶん大丈夫だと思いますよ」


あまり参考にならない意見でしたが、信じましょう...

歩きに歩いてようやく到着、人が少ないだろうと期待していましたが、ここにもやはり、ガムテープとビニールシート。











ウーンと思い、裏手に回ってみると、そこには船に乗せられたねぶた、とその前に造り手や引き手がスタンバイ、
ここなら立っていれば花火の方も見られるし、出航も帰港を見られる。

というわけで、あの警備員さんの意見は妥当だったということで(笑)








船に乗せられたねぶたや関係者を撮影していると、次第に海が赤らんできて、いよいよ日が沈むのかと。
昨日見られなかった夕日が目の前に、VIVA海、VIVA夕日、海なし県人としては、それだけで感動。
















その夕日がねぶたに当たり、ねぶたの赤い色がより一層際だって、日が沈むまでの間しばらく幻想的な雰囲気に包まれていました。
やがて日が沈むと、ねぶたに灯りが灯り、夕日とはまた違った赤色が暗くなった海に浮かび上がりました。




   



















   











そして、ねぶたとは逆の方向では、花火の打ち上げが始まり、いよいよ祭りの始まり。







ねぶたへのスタッフの乗船が始まり、エンジンもかけられ、かけ声と共にいよいよ出航です。
出航ポイント周辺を3〜4周、そこから海岸線に沿って花火の上がっている方向へと進んでいきます。

有料観覧席付近を通過し、最初に訪れた公園の方まで、その周辺でしばらく周回をしていました。


残念ながら、運航中の画像はありません...


しばらくねぶたが帰って来ないので、ジュースを買いにいったり、花火を見ながら時間を潰しました。
さすがに、来た道を戻って公園まで行くのも大変だし、着いたときにはねぶたが戻る時間になっていそう。







というわけで、戻ってくるのを待っていると、今度は海岸線を離れ、青森港の中央へ、
そこでもまた行き来を繰り返し、再び海岸線へ戻ってくると、こちらに戻ってきました。

先ほどの仄かに明るい空・海とは違い、完全に真っ暗となった空・海に、
ねぶたの灯りと、七色に光る照明が浮かび上がり、またその光が海に反射して、
出港時とはまた違った光景が広がっていました。







出港時と同じように、4〜5回ほど周回すると、ねぶたを載せた船が接岸。

乗船していた人が降船し、記念撮影していたので、紛れ込んで写真を撮って、
さて、そろそろ戻るかと、帰り支度を始めていると、なんとねぶたが空を飛んでいる(笑)
































もうその場で下ろしちゃうのか〜 暗いし危なくないのかな。
人も平気で重機の側を歩いているし、という私も恐る恐る歩いてみましたが...

コレは面白いと、下ろす様子も見ていくことにしました。
まず、ワイヤーで鉄骨をクレーンかけて、それをねぶたの下に入れて、持ち上げるという感じです。







そして、ねぶたを下ろすポイント側で写真を撮っていると、
「はーい、危ないけど、シャッターチャンス、シャッターチャンス、でも逃げないと危ないよ〜」という声が...
確かにシャッターチャンスなのですが、私は逃げますよ(笑)
真っ暗な中での重機は結構スリルがあります。







その後、降ろしたねぶたに迫られたりしながら、写真や動画を撮ったりしたあと、
そろそろ時間も遅くなってきたので、ホテルまで戻ることにしました。







暗くなった道を歩き、青森駅へ戻りました。

正直、これで弘前だったらチョット辛かったと思います。
弘前のホテルも駅前だったけど...