2006夏 仙台(七夕、松島)、青森ねぶた、函館、札幌、小樽




当初計画


<1日目>

自宅 − (親の車) − 高崎駅 − (JR高崎線普通) − 大宮駅 − (東北新幹線はやて) − 仙台駅 − 仙台七夕 −
仙台駅 − (バス) − 瑞鳳殿 − (バス) − 仙台駅 − (JR仙石線快速) − 松島海岸駅 〜 雄島 〜 円通院 〜 五大堂 〜
サンセットクルーズ 〜 ライトアップ(瑞巌寺、円通院他) 〜 松島海岸駅 − (JR仙石線快速) − あおば通駅 − 仙台七夕 − 仙台駅 − 仙台ホテル


<2日目>

仙台ホテル − 仙台駅 − (東北新幹線はやて) − 八戸駅 − (特急つがる) − 青森駅 − 青森ねぶた(昼) − 青森ホテル −
青森ねぶた(海上運行、花火大会) − 青森ホテル


<3日目>

(ドラえもん海底列車指定OKケース)
青森ホテル − 青森駅 − (特急白鳥) − 函館駅 − (臨時ドラえもん海底列車) − 吉岡海底駅 − トンネル施設見学 − ドラえもん海底ワールド −
吉岡海底駅 − 函館駅 − 函館市内観光(洋館、函館山、金森赤レンガ倉庫等) − 函館ホテル

(ドラえもん海底列車指定NGケース)
青森ホテル − 青森駅 − (特急白鳥) − 函館駅 − 函館市内観光(洋館、函館山、金森赤レンガ倉庫、五稜郭等) − 函館ホテル


<4日目>

函館ホテル − 函館駅 − (特急北斗) − 札幌駅 − 札幌市内観光(テレビ塔、時計台) − 札幌駅 − (JR函館本線) − 小樽駅 −
小樽市内観光(小樽運河等) − (JR函館本線) − 札幌駅 − 札幌ホテル


<5日目>

札幌ホテル − 定期観光バス(未定) − 札幌ホテル


<6日目>

(ドラえもん海底列車指定OKケース)
札幌ホテル − 札幌駅 − (特急北斗) − 函館駅 − 函館市内観光(五稜郭等) − 函館ホテル

(ドラえもん海底列車指定NGケース)
札幌ホテル − 札幌市内観光(未定) − 札幌駅 − (特急北斗) − 函館駅 − 函館市内観光(夜景) − 函館ホテル


<7日目>

函館ホテル − 函館駅 − (特急白鳥) − 八戸駅 − (東北新幹線はやて) − 大宮駅 − (上越、長野新幹線) − 高崎駅 − (親の車) − 自宅





実施旅程


<1日目>

自宅 − (親の車) − 高崎駅 − (JR高崎線普通) − 大宮駅 − (東北新幹線はやて) − 仙台駅 − 仙台ホテル(荷物置き) −
仙台七夕 − 仙台駅 − (JR仙石線快速) − 松島海岸駅 〜 雄島 〜 瑞巌寺参道 〜 五大堂 〜 サンセットクルーズ(松島ベイクルーズ) 〜
ライトアップ<瑞巌寺参道 〜 瑞巌寺(大門まで) 〜 円通院 〜 観瀾亭> 〜 松島海岸駅 − (JR仙石線) − あおば通駅 〜 仙台七夕 〜
仙台駅 〜 仙台ホテル


<2日目>

仙台ホテル 〜 仙台駅 − (東北新幹線はやて) − 八戸駅 − (特急つがる) − 青森駅 〜 青森ホテル(荷物置き) 〜 ねぶた祭り(昼市内巡行) 〜
青森ホテル(休憩) 〜 ねぶた祭り(海上運行)<海岸線 〜 海上運行スタート/エンドポイント> 〜 青森ホテル


<3日目  

青森ホテル 〜 青森駅 − (特急白鳥) − 函館駅 − (市電 函館駅前−松風町) − 函館ホテル − (市電 松風町−函館駅前) −
函館駅 − (臨時ドラえもん海底列車) − 吉岡海底駅 〜 トンネル施設見学 〜 ドラえもん海底ワールド 〜 吉岡海底駅 − (臨時ドラえもん海底列車) − 
函館駅 〜 土方歳三最期の地 − (市電 函館駅前−末広町) − 元町公園(函館奉行所跡等) 〜 旧函館区公会堂 〜 教会群 〜
函館山ロープウェイ山麓 − (函館山ロープウェイ) − 函館山ロープウェイ山頂 〜 山頂展望台(夕−夜) 〜
函館山ロープウェイ山頂 − (函館山ロープウェイ) − 函館山ロープウェイ山麓 〜 
ライトアップ<元町公演(函館奉行所跡等) 〜 旧函館区公会堂 〜 教会群> − (市電 末広町−函館駅前) − (市電 函館駅前−松風町) − 函館ホテル


<4日目 

函館ホテル − (市電 松風町−函館駅前) − 函館駅 − (特急北斗) − 大沼公園駅 〜 サイクリング<大沼一周、小沼一周> 〜
大沼公園駅 − (特急北斗) − 札幌駅 − (地下鉄南北線 さっぽろ駅−すすきの駅) − 札幌ホテル(チェックイン) −
ライトアップ<大通公園(テレビ塔、時計台等)> − 札幌ホテル


<5日目  

札幌ホテル 〜 テレビ塔 〜 時計台 〜 北海道庁旧本庁舎 − (地下鉄南北線 さっぽろ駅−大通公園駅) − (地下鉄東西線 大通公園駅−宮の沢駅) −
白い恋人パーク − (地下鉄東西線 宮の沢駅−円山公園駅) − (JRバス) − 神宮前 〜 北海道神宮 〜 円山公園 〜 円山動物園前 − (JRバス) −
大倉山競技場前 − (リフト) − 展望台 − (リフト) − 大倉山競技場前 − (JRバス) − 札幌駅前 〜 札幌駅 − (JR函館本線) − 小樽駅 −
レンタルサイクル<夜景<小樽市内観光(小樽運河等)>> − 小樽駅 − (JR函館本線) − 札幌駅 − (地下鉄南北線 さっぽろ駅−すすきの駅) −
札幌ホテル


<6日目  

札幌ホテル − (地下鉄南北線 すすきの駅−さっぽろ駅) − 札幌駅 − (特急北斗) − 函館駅 − (市電 函館駅前−松風町) −
函館ホテル(荷物置き) − (市電 松風町−五稜郭) − 五稜郭 − (市電 五稜郭−函館駅前) − (市電 函館駅前−函館どっく前) −
船見町周辺(称名寺、実行寺、高龍寺) − (市電 ちんちん電車 函館どっく前−駒場車庫前) − 駒場車庫前 − (市電 駒場車庫前−十字街) −
ライトアップ<金森赤レンガ倉庫周辺> − (市電 十字街−松風町) − 函館ホテル


<7日目 

函館ホテル − (市電 松風町−函館駅前) − 函館駅(SL大沼号チェック、お土産購入) − (特急白鳥 吉岡海底、竜飛海底停車) −
青森駅(お土産購入、駅弁購入) − (特急白鳥) − 八戸駅 − (東北新幹線はやて) − 大宮駅 − (上越新幹線) − 高崎駅 − (親の車) − 自宅




今回はチョットイベントを満載しすぎて、しかもそれが旅行の前半に当たり、後半が少し疲れ気味でした。
もともと、6泊7日という一週間の旅行なので、配分が難しかったというのもあります。

さて、旅行の1日目、この日のメインイベントは2つ。


仙台七夕まつりと松島のサンセットクルーズ&ライトアップ


メインなんだから一つにしておけという、つっこみは、ただいまを持って受付を終了しております、予めご了承下さい(笑)
あと、微妙に3つじゃないかという突っ込みも以下同文です...


それはさておき、1日目は宮城県仙台市。

旅行前日が高崎まつりの1日目、山車まつりを見て、花火を見て、ガッツを見て...
旅行に行く前から既におまつり気分で、旅行出発当日8時20分頃、親の車で高崎駅、在来線普通車グリーンで大宮駅、
そこで東北新幹線「はやて号」に乗り換え、一路仙台へ...

前回の教訓を生かし、ちゃんと「はやて号」の指定を取りました。
大宮から1時間とかからず、仙台駅到着、途中の停車駅はありません。

また、前回の教訓を生かして、駅から近そうなホテルを押さえたのですが、


んー駅の東...


西側のホテルなら遠くても七夕飾りを見ながら行けたし、会場にも近かった。

まあ、相変わらずどこか抜けてる旅行計画です。



そんなこんなで、ホテルに荷物を預け、七夕祭りのメインストリートへ向かったわけですが、
結局、仙台駅構内の移動時間なども含め、20分くらい掛かってしまいました。

更に追い打ちを掛けるように地図を見誤り、七夕ストリートの隣の通りを進みながら、
会場はどこだろう...



     



それからやっと人の流れに乗り、メインストリートへ移動できました。
ただ、移動したらしたで凄い混雑、あー暑いのにこれは大変だと思いながら、アーケード内に突入!!

アーケードの各店舗が用意した七夕飾りが所狭しと吊され、その下を大勢の人がくぐり抜けます。
チョット店の片隅で人を避けながら、写真を撮り、そして歩くというのを繰り返しながら、アーケードを奥へ奥へと。







この暑さ耐えられるかなと思っていると、アーケード内のお店が使っている冷房が、アーケード全体に行き渡り、
半密閉状態にもかかわらず涼しく、快適に歩くことが出来ました。

大変だったのはどちらかというと、アーケードの外。
さすがに夏の日差しがガンガンと照りつけるという感じではなかったし、盆地の高崎の夏と比べると湿度も少なく、
うだるような暑さではありませんでしたが、アーケードの中と比べるとやはり堪えます。







再び七夕飾りに目を向けると、ノーマルな飾りから、アーケード内の各店舗の特色が随所に現れたものまであり、見飽きません。
一番最初に目に付いたので印象深く残っているのが、この鮮やかな緑色の飾り。
ショップカラーとでもいうのかな、鮮やかな緑色が七夕の飾りにも表れています。











ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースやドコモショップのドコモダケなど、
有名どころもそろっています(笑)



   



しばらく、色々な七夕飾りをご覧下さい(文章書き放棄中)



   







大きい笹だな〜 と思ったそこの貴方...

そんなやつおらんやろ〜
(大木こだまひびきのこだま風にお読み下さい)







あと気になったのは、道路に付けられた、これは七夕用?
そうだったら、これはこれで凄い気合いの入れようですね。

アーケードの所々で売っていた萩の月と笹かまぼこ、お昼ご飯の足しにしようと、お店を見るたびに買おうかどうか悩みながら、
それでも、保ちを気にして、駅に戻るとき最後に買おうと通過...



   



動き回っているときとか、動き回ったあとしばらくは、何かを食べようと思っても体が受け付けないので、
お菓子とか、名産品をチョコチョコ買って食べています。
というわけで、あまりまともな食事はしませんから体重は減ります。


リバウンドしますがね(笑)


松島での昼食は笹かまぼこと萩の月オンリーだったり。

あれ、しかもこの日の夕食食べてないのかな、記憶がない。


DSしなくちゃ(笑)







再び七夕飾りをご鑑賞下さい...







   



 



   



   



   



この辺りがアーケードの北終点、仙台駅から北西?に当たる場所です。
そこにあったのが、この切り紙細工の七夕飾りです。



   



さて、これから仙台駅へ戻ります。

七夕まつりも次第に活気を帯び盛り上がっていく中、なぜ仙台駅に向かっているのか。


それは、松島に行くためです。


というわけで、アーケードの北西終端から、来た道を戻ることにしました。







人は増える一方で、歩いていても、なかなか前に進まない。

そんなアーケードの切れ目の大通りの横断歩道前には、必ず人の大群が...

横断歩道を渡り終えると、しばらくはスムーズに進みますが、また切れ目に差し掛かると足止めです。







そんな状況の中を歩きながら、七夕飾りをチェックします。
アーケードの途中からインしたので、この辺りは初めて見ます。


眼鏡屋さんの前に掛けてあった視力検査のCがかかれた飾り。
さすがに、片目を隠してやることはありませんでしたが...

その側の中華料理屋さんの中華風の飾りも、手が込んでいて面白いです。
いつかの七夕で賞を取ったようなことが書いてありました。

まあ、後は似ていないレイザーラモンHGに似ているような似ていないような絵が付いた、 パチンコ屋の飾りもあります。
(写真は夜編のところで出てきます)


それから人波を縫うようにして、仙台駅への道を急いでいると、


のぉおおおおおお、これが噂の仙台さちこ...


とりあえず写真だけでも押さえておこうか。



   



引き続き先を急いでいると...

あれアーケードが終わった。

あれ、萩の月は? 笹かまぼこは?

結局、最後の通りには売っていませんでした。

さて戻ろうか。

でも、また人の波に...







と、ここで前回の旅の記憶を呼び戻す。

確か駅構内の一角(というかワンフロア)に、お土産が沢山売っている場所があったはずだ。
そこで買えばいいや...

んー、まあ記憶を呼び戻さなくても、新幹線から降りて歩いていたときにも見たんだけど、
まあ細かいことは気にしないでおこう。







沢山あるお土産屋さんを端から探し始めたのですが、
駅構内ともなると旅行の帰りに買って帰る人用のビックサイズが多く、
いろいろな種類がいつずつ入っているようなものが見つからない...

ノーマル6個とか、5種が3個入り15個セットとか、とにかく数が多い。


と、フラフラ歩いていると、


おー、見つけた、笹かま五種入り600〜700円。

ノーマル、ずんだ、鮭、チーズ、牛タンが鯉のぼりみたいな形の入れ物に入った七夕限定商品。

迷わず買いです...







今回松島行きを計画に入れたのは、松島湾サンセットクルーズと、瑞巌寺、円通院周辺のライトアップが行われるため。
瑞巌寺、円通院とも、前回も回っていますが、こと円通院の庭は、しっかりと手入れが行き届き、
松島特有の奇岩を始め、竹林、バラ園、枯山水、池などが配され、これはライトアップされるなら、
是非とも行かなければと...

また瑞巌寺参道も、その昔、松島を訪れた僧たちが、修行をするために掘った石窟があり、
その参道も灯籠、蝋燭によりライトアップされると聞けば、これはもう行くしかない...

サンセットクルーズも、平時なら追加料金を支払って乗るグリーン席(2階部分)が解放され、
また、普段は、この時間に運行することはないため、松島湾に沈む? 方角的には違うか...
ともかく、日が沈む様子が見られると。
他の観光汽船会社が運行している食事付きのナイトクルーズとかありますが、あれは一人で行くものでもないし(笑)







さて、松島への移動ですが、前回同様仙石線で松島海岸駅へ向かいます。

前回は黄金ツーデイパスがあったので、そのきっぷの範囲内でしたが、今回は特にないので、suicaでピッと...

あー、念のため聞きましたよ、松島海岸駅はsuica使えるのかと(笑)

東北本線はsuicaの使用が難しいですが、仙石線は問題ないみたいです。
東北本線ワンマン運転の区間あるし...







前回の松島は曇天、松島を発つくらいには晴れてきましたが(涙)

今回は、着いたときから晴天、暑い暑い、この時は、この時までは(謎)


で、長々と話をしているうちに、だいぶ前のことになりますが松島へ到着していました(笑)

そして、前回と違うところを回ろうと思い、雄島へ...







ただの小島かと思ったら、結構広いし面白い地形が多いし、迷子になりそうだし(笑)

本当に、あれどっちの道から来たんだっけと、思うこともありました...

チョット小高く開けた場所があり、松島湾を航行する観光船やヨットが、
遠くの方をノンビリと進んでいる様子を眺めることが出来ます。

実際乗ってみると、観光汽船も結構早く進んでるんですけどね。

ハッ!? どこかで聞いたことのあるシチュエーションが!!



   



そう、そうです、松尾芭蕉の五月雨を集めて涼し最上川と五月雨を集めて早し最上川の対比。

全然関係ないんですけどね。


まあ、松島には松尾芭蕉に関連する句碑などが沢山あるから。

「松島や、ああ松島や、松島や」は、松尾芭蕉が詠んだ句ではないということはあまりにも有名ですが...


はい、ごめんなさい。


さっきググって知りました、知ったかぶりです、すいません、...








何に使われたのであろうか、石窟、両端から出入りできるようになっています。

他にも奇岩に囲まれた細い回廊、えぐられた崖に打ち寄せる波が立てるゴーンという音、

そして夏の風物詩である蝉の音、それぞれが相まって幻想的でした。







ここからは、サンセットクルーズの受付時間などを考慮し、時計を見ながらの移動です。

瑞巌寺参道は、松島特有の奇岩に加え、昔松島に来た僧が修行をするために掘った穴が、
そこかしこに開けられて、その前に石仏が安置されています。







なので、幻想的ではあるのですが、一人で歩くのにはチョット怖い場所です。
が、やっぱり一人の方が良いかもしれないです。

ここを歩いていて、大笑いしながら歩いていくオバちゃんとか、もう雰囲気台無し...

日中でも、ほとんどが木陰になっていて、海から吹く風が涼しく、夏でも過ごしやすい、
また、木漏れ日が苔に降り注ぎ、より一層幻想的な風景が広がります。







参道の脇道、石窟のある通りを瑞巌寺方面から海岸通に向かうと、最後に鰻塚というのがあります。

近くを通ったガイドさんの話によると、鰻が獲れすぎたか、
獲りすぎたかの供養のために建てられたという、まんまのものらしいです...



   



3×7=21とでもいいたいのだろうか...







高所恐怖症なんで、ちゃんと板敷いておいてくれないと...



   



松島海岸雄島、円通院、瑞巌寺参道を巡り、観光汽船乗り場に到着。

この日乗る予定のサンセットクルーズは、事前予約のようなものがなく、
それでいてグリーン船室が解放され、価格も安く、1便のみだったので、
これは混むのかなと早めに寄ってみたのですが...

特に人が並んでいる様子もなく、最終的にも大して混まなかったと。








この観光汽船乗り場を起点に、五大堂や海岸の散策をしながら時間になるのを待ちましたが、
そのうち散策も飽きて、疲れてきたので、観光汽船乗り場の待合室でマッタリしました。

待合室で昼間の七夕まつりの写真を整理。

ゆっくりと止まって撮るわけではないので、失敗を見越して数枚同じ構図を押さえたり、
とにかく気付いたものを撮りまくるから、どうしても枚数が嵩んでしまいます。

その上、6枚あった1GのSDカードを、旅行に行くという妹に1枚取られて、5枚しか持ち歩いていない。
このあとのねぶたまつりも動きが多いから、撮りまくるだろうと...


まあ、結局の所、何枚持ち歩こうが、あればあるだけ撮りまくるから大差がないとも言えます。
要らない写真を削除してマッタリしていると、午後5時00分になり、受付が始まりました。

受付で乗船券を買ったときに、乗船は午後5時30分頃から出来ますと言われたので、
再び外にでて観瀾亭の下の道を歩いたり、海の中を覗いて海月を見たり...







夕方になると、昼間とは違い、日向でも海から吹く風で涼しく感じられるようになりました?


ん? ぬぉおおおおおおおおおおおおおお!!


山際から空が曇り始めてくる。
というわけで、叫びもむなしく空は厚い雲に覆われた...
さすが海の天気は変わりやすい。

まあ、不幸中の幸いとでもいいましょうか、夕立雲っぽいものあったものの、雨は降りませんでした。
雨が降ってしまうと蝋燭まつりには致命的なので。
夏なので、多少の天気の崩れは覚悟していましたが、最後の最後で曇るとは...


実は、この旅行の行程でまともな雨は一度もありませんでした。

確か、函館辺りにいるとき、関東地方付近に颱風が2〜3個接近してきて、
さあこれからどうなると心配しましたが、ガン晴れ(笑)
夕立もまったくありませんでした。


で、話を戻しますと、時計の針も午後5時30分を回り、乗船可能時間になったので、早速船に乗り込むことにしました。

今回の船は孔雀丸で三階建て、二階がグリーン船室で三階が一等船室。
前回の仁王丸は二階建てで二階がグリーン船室。

一等船室は別料金で乗れたのですが、今回はグリーン船室で我慢しました。
遊覧コースは仁王丸、孔雀丸共に50分で、仁王丸は松島湾を外洋経由で一周。
孔雀丸はたぶん、行きは仁王丸と同じような航路、帰りは行きと同じ航路。


船内はというと、おつまみ片手にビールを飲んでいる人がいたり、カップルがイチャイチャしていたり...
はじめは船室にいたのですが、早々デッキの方に移りました。
右手に座っているときに、左手をご覧下さいといわれても見えないので(笑)

デッキにでると...







まーカップルのイチャイチャは変わりません(笑)

そんなことは全く気にせず、右へ左へ後ろへと歩き回りながら、
日の暮れていく風景を眺めていました。

内海だから波も穏やかで、小舟で漕ぎ出でて作業をしている人の姿もちらほら見受けられます。

松島の奇岩と内海で営まれるノンビリとした風景が、心を穏やかにさせます。







今後の計画で、以前会社の出張で行った広島市内と、その帰り際1時間程度で回った、
安芸の宮島と厳島神社をもっと深く、そして鹿と戯れたり、ロープウェイに乗ったり。

その足で瀬戸内のしまなみを巡る旅というのをやりたいなと思っています。
群馬県は海がないので、海に燃えます、泳げないけど(笑)

広島まで行くとすると3泊か4泊では移動時間の割に得るものが少なそうなので、
この北海道旅行のように、6泊7日の旅行を組んで途中下車しながら向かうようなものにしたいと...
そうすると5月連休かな、8月は暑いっしょ〜







旅行で気にするのがやはり費用対効果(笑)
別に旅行に費用をケチるとかそういうわけではなく、如何にして小額の予算で内容の濃い旅を計画出来るか。
計画を立てるのも旅行の醍醐味というわけで、あーでも、この旅行計画は一人用(笑)

でも、あれだな、3〜4人居ればタクシー使っても割が合う部分があるから、どうにかなるのかな...

話が飛びに飛んでしまったようですが、ネタがないところを埋めるためにはこのくらい、話が逸れないと...







曇り空のサンセットクルーズも中盤にさしかかったところで、
なんと、どんより曇った空の太陽のある方向が、若干赤味がかって、次第にそれが空全体に広がっていく。
それにつれて海も赤色に染まり、晴れのサンセットとはひと味違った風景が楽しめました。

結局、晴れはしませんでしたが...

終盤にさしかかってくると、辺りは暗くなりはじめました。







松島湾内を航行する船のライトが遠くに見え、
そのライトが海上に反射しキラキラと輝く様子もまた一興。

やがて、観光汽船の発着場に近づいてくると、遠く福浦島にかかる朱塗りの橋がライトアップで仄かに浮かび上がる。

さて、サンセットクルーズも終わり、桟橋に着いたころには辺りは既に真っ暗闇。







その中で、浮かび上がるライトアップされた孔雀丸の船体は、また幻想的でした。

孔雀丸船内では、まだイベントが続いていましたが、
仙台駅への乗り継ぎ、明日の行程その他を鑑みると、あまり長居は出来ない、

ということで瑞巌寺、円通院方面へと先を急ぎました。








瑞巌寺参道に近づくと、既に凄い人出です。

瑞巌寺参道の真っ直ぐ伸びた道では、竹で作られた入れ物に蝋燭が灯され、それが一直線に並べられた蝋燭の回廊が出来ていました。
そこを通り先へ進もうとすると途中で止められ、結局石仏のある通りを進むことに...








後で聞いた話では、何かの撮影をやっていたとか。

この遥か遠くの方で、灯籠が踊っているのが見えましたが、この時点では何をやっているのかわかりませんでした。







脇の道なら通れるということで、円通院から海岸に向かうときにも通ったあの道を通り、円通院まで抜けることにしました。
コワッ、コワッ、コワーッ、鶏ではありません...

周りに人がいたのですが、それでもやはり怖いです。

安置された仏像の前に蝋燭が置かれ、仄かに浮かび上がって見え、後ろにある石窟もボーっと見えます。
あー、あそこに人面石があるんだ...

暗い道も、お寺に近づくにつれて徐々に明るくなっていき、瑞巌寺前に着くと、
赤々と燃えるたいまつと、置かれた蝋燭で、まるで昼間のような明るさです。







ここも人出が凄い、流れが瑞巌寺に向かって流れているので、チョット覗いてみると、
瑞巌寺大門からの境内拝観無料との文字。

それでは行ってみようと、歩いていくと...

あー、ここから中を見ようという趣旨なのね、と大門の前から中を覗き込み、
ほとんど折り返すように、入り口に戻りました。







続いて、円通院、松島のメインイベントの一つです。
まずは枯山水の庭、そして池があり、竹林あり、ミニバラ園あり、 庭自体が住職さんの趣味だとか。
ここも瑞巌寺と同じくライトアップ時間は無料でした。



   



ここでチョットしたトラブル... というほどでもないのですが、
お寺の奥の方、この部分なんですけど、本当は入ってはいけなかったみたいで、
特に目印もなかったから、みんな普通に入っていったのですが...







後から、お寺の人が来て、ここは整備されてなくて危ないから、入らないで下さいと。
看板があるはずということだったのですが、特にありませんでした。

その後で、看板みたいなのを持ってきて置いたので、ちょっぴり得した気分です(笑)







一度昼間行ったことがありますが、自然の奇岩丸出しの部分なので、危ないといえば危ないですね〜


続いて竹林です。


んー、春に行った京都の高台寺を思い出すな〜


続いてミニバラ園です。


薔薇の花は時期的に微妙ですが、ミニ噴水があったりして、お寺にバラ園という異色な取り合わせ。







一周して入り口に戻り、人が少ないところを見計らって枯山水を撮影。
結構時間的にぎりぎりな行程なので、いそいそと円通院を後にして再び参道へ。
何があるかというと行きに通れなかった参道の真ん中の道が通れるようになっているはずなので...







瑞巌寺参道では、竹の入れ物に蝋燭が灯され一直線に並べられ、
その遠くの方では、ぼんやりとしか見えないのですが、四角の灯籠が舞っています。

そこに近づくにつれて、民謡の様な楽曲に合わせて踊る踊り子の姿が見えてきます。

その様子を眺めながら、旅の一日目の終わりを、そして旅の始まりの初日の出来事を
思い浮かべながら「カワイイ子には旅をさせよ」とは言い得て妙だなと、
訳のわからないことを考え物思いにふけること数分...

どうやら踊りも終わったようなので、そろそろ帰る時間だな〜と思いつつも途中で観瀾亭に立ち寄り松島湾を眺め、
それからいそいそと松島海岸駅へ戻りました。

この日の観瀾亭は、瑞巌寺、円通院と同じく無料での入場が可能でした。
有料ではありますが、亭に上がり抹茶などを頂くことが出来ます。

当然の事ながら、マッタリしている時間がないので...







ただーいまっと〜(byモグタン)







仙台駅ではなくあおば通り駅に到着。
これは、別に寝過ごした訳じゃありません(笑)
あおば通り駅で降りて、そこからアーケードを通り、仙台駅へ向かいながら七夕飾りを見ながらホテルへ向かおうという趣向...
だったのですが、飾り付けは夜十時までというにも関わらず、もう片づけを始めています。

まあ、午後10時に片づけ完了ということなのでしょう。



   



片付けといっても、お祭りはまだまだ続くので、飾りを外してしまうわけではなく、
吊ってあるロープで上の方まで引き上げたり、髪の毛を左右に分けるように、支柱に括り付けているもの、
もちろん下ろしてしまっているものもありましたが、三者三様、いろいろな片づけ方があるもので...



   



よくよく考えてみると、アーケードのお店は、祭り期間とはいえ普通に営業しているわけで、
夜には商品の搬入のためにトラックを入れたりするんだろうな〜と
仙台駅に戻ると、まだお土産やさんが開いていたので、夕食と明日のお昼替わりに、 萩の月を買いました。

ホテルは朝食のみだったので...
というわけで、いつもの旅行の初日とは違い、内容の濃い旅でした。
ただ、6泊7日の旅にしては、最初から少々飛ばし過ぎたなと、
旅の後半で気付きましたが、その時は後の祭り...