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月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也




つい最近、京都鎌倉へ行ったにもかかわらず、ゴールデンウィークは「そぞろがみ」に憑かれ、道祖神に招かれ、
南東北4泊5日の旅に行って来ました(笑)

GWはどこも混んでいるし、ぼったくり価格だし、旅行はこの前行ったばかりだから、家でノンビリと思っていましたが...
GWの5日前くらいに会社のカレンダーを見たら、今年のGWはなんと9連休(ちなみに夏休みは12連休)
家にいてもすることがないと会社で話をしていたら、なんでも 4/30 - 5/2 にかけてはほとんど平日扱いで
あまり混まないし、料金も高くないという情報を入手、インターネットで調べると、なるほど空きがある。

というわけで急遽計画立案に走り、早速会社の帰りに本屋でガイドブックを購入し、周遊きっぷというのが便利らしいと、
インターネットでチェックして、速攻で手配し、すべて終わったのが出発の2日前(笑)

当初計画では仙台市内と松島、山形市内と天童、山寺を予定していましたが、
帰ってきてみると、仙台(宮城)〜平泉(岩手)〜松島(宮城)〜米沢(山形)〜蔵王(山形〜宮城)〜山寺(山形)となっていました。



1日目


実施旅程

自宅 − (親の車) − 高崎駅 〜 (高崎線普通) 〜 大宮駅 〜 (東北新幹線やまびこ) 〜 仙台駅 − (徒歩) −
仙台ホテル(荷物置き) − (徒歩) − 地下鉄仙台駅 〜 (地下鉄) 〜 北仙台駅 − (徒歩) 〜 道に迷う 〜 (徒歩) −
東昌寺 − (徒歩) − 青葉神社 − (徒歩) − 覚範寺(チラ見) − (徒歩) − 輪王寺(+庭園) −
輪王寺前バス停 〜 (市バス) 〜 仙台駅前バス停 − (徒歩) − 仙台駅バス停 〜 (市バス) 〜 八木山動物公園 −
(徒歩) − 仙台城趾 − 仙台城趾前バス停 − (市バス) − 仙台駅前 − (徒歩) − 仙台駅(夕食) −
地下鉄仙台駅 〜 (地下鉄) 〜 勾当台駅 − (徒歩) − 仙台ホテル




ビーアンビシャース、わがともよー、ぼうけんしゃよー








じゃないな、たぶん...

実を言うと東北新幹線乗るの初めてです。







そんなもんで、わざわざ指定席までとったのに、各駅停車のMAXやまびこ号、待ち合わせに次ぐ待ち合わせで
時間はかかるし、指定席は座った座席の横一列(通路挟んでも)ガラガラだし、どうせ自由席だって...
初めからはやて号にしておけばよかったのね(笑)







それだけかかった時間もモグタンにかかればこの通り。
あー割引率良いホテル選んだら、結構遠いな〜

初めから地下鉄の理法代価って地下鉄で行けば良かった...








で、駅からホテル、ホテルから駅と往復して...








結局の所、旅行初日というのは、計画通りに行かないということを悟った旅行でした...
え、前からそうだろうって?
その前に突っ込むところがあると思うんだけど。
「計画通り行かないって」、もともと計画なんて立ててないというところか...


北山界隈と呼ばれる一帯、ここは青葉神社や輪王寺などの寺社仏閣が点在しています。
何となく仙台駅から地下鉄に乗り、北仙台駅まで行き、そこから徒歩で光明寺や東昌寺へ向かおうとしましたが...
ここで方向音痴の本領発揮、何だか変な道へ、何だかお寺の裏っぽい(笑)









住宅街となにやらよく分からない怪しげな施設(廃墟?)、ここは抜けられないのか、仕方がない戻ろう...
というわけで、ようやく光明寺、東昌寺、青葉神社の並ぶ道へ出ました。

が、道に迷った事もあり、時間がなくなっていたので、大きいところを狙いながら歩きました。
そうはいいつつも、大きさというよりは、歩きながら見えた枝垂れ桜が奇麗たっだので、
まず、東昌寺へ寄っていくことにしました...

光明寺はサラッと通過です。









枝垂れ桜を見ながら古びた階段を登り、境内にたどり着くと、近所のおじいさん(らしき人)が、あとから階段を登ってきました。
せっかくなので、おしゃべりをしながら少し境内を歩き、写真を撮りつつしていると、
「ここに来たらマルミガヤを見て行った方がいいよ」と、おじいさんが奥の方へ歩いて行ったので...









あとを追々歩いていくと、それは見事な大木が1本?2本?、マルミガヤってカヤだったのね...
何でも樹齢500年、というと西暦1500年初頭、戦国時代初期で織田信秀、松平清康、伊達晴宗が生まれた頃です。
写真に入りきらないよ〜









そんなこんなで東昌寺を後にして、先を急ぐことにしました。





(注 東昌寺階段)



といっても次の青葉神社、隣なのね...
横滑りで行けないのかな〜 階段の上り下り疲れるよ〜




     




これはソメイヨシノでしょうか、さすがに仙台市内では、この時期に桜は厳しいようです。
頑張って階段を上り境内へ、入り口は狭いけど中は結構広い。




 



赤いのは紅葉に見えなくもないけど、何だろう、平泉にもあったけど、新緑に映えて奇麗でした。
とりあえずネタになるものは少ないので、次へ行きます。








旅のワンポイントメモ1

今回の旅行は完全独自企画です。
宿泊するホテルはインターネットで予約、移動手段はJRの周遊きっぷ(会津、蔵王ゾーン)となっています。

周遊きっぷとはというのは「周遊きっぷ」でググルと出てきますので(きっぷは平仮名)説明は省略しますが、
今回のケースで説明すると、高崎〜仙台、山形〜高崎の往復乗車券が2割引で、ゾーン券というのが3〜4000円
ゾーン券は基本的にゾーンエリア内の特急自由席乗り放題、山形新幹線や秋田新幹線がゾーンに含まれるエリアは、
在来線特急扱いの部分は乗り放題となります(いろいろ個別にルールがありますので、買うときに調べて下さい)


ヤヤコシイのは、今回の会津・蔵王ゾーンを使うとき、東京方面から仙台にはいる場合は、
在来線で来れば福島から仙台までの乗車券は不要(福島〜仙台はゾーン内)なのですが、
仙台まで東北新幹線を使用すると、福島〜仙台までの乗車券が必要になってしまいます。

福島へ寄るならともかく、東京から新幹線で来て、福島で在来線に乗り換えて仙台までなんて普通はやらないですから、
福島〜仙台間の在来線の本数かなり少ないし。

というわけで、わざわざ高崎〜本庄、福島〜本庄の乗車券とゾーン券、それと高崎〜大宮までの普通車グリーン(休日)、
大宮〜仙台の新幹線、福島〜大宮の新幹線、大宮〜高崎の新幹線がそれぞれ移動にかかっています。


今回の旅行で、このきっぷはかなりウマーです。









この切符、難点がありまして、みどりの窓口で買うとき、窓口が少ない駅では長蛇の列が出来ることが予想され、
しかも間違った切符が出てくることもしばしばと...
インターネットで調べて買いに行ったのですが、案の定間違った切符が発券されそうになり、私が、それは違いますとストップをかける有様(笑)

何を間違えたかというと、先ほどの東北新幹線絡み。
大宮から東北新幹線で仙台に入って、出るときは山形から山形新幹線で大宮と言って、発券してもらったら、
予想通り高崎福島の往復とゾーン券が出てきました。

そのまま旅行に行って問題が起こっても、仙台までの新幹線と周遊きっぷを同時に発券してもらっているんだから、
そっちのミスだろってゴネることも出来ますが(笑)














は〜 また階段上り下り。
何かないかと寄ってはみたものの...
というわけで、モーグタン。













最後には、中に入っていく気力もなく、すっ飛ばして輪王寺へ...
って参道工事中だし。









その合間を縫って、境内へ...

が、境内の写真が特にない。









有料拝観のようなことが書いてあったから、もっと豪勢な所かなと思ったら、それほど大きくないのね...
あれ、境内自由だったの? 庭園観覧300円なるほど〜









せっかくだから庭園を見ていこうと、矢印の方向へ向かっていくと、両替機と、お金を入れて押すと通れるゲートが...
近代的だ〜
まあ、お寺にそぐわない気もするけど、気にしない気にしない。









ノンビリと庭を眺めながら歩き、写真を撮り、鯉と戯れ、池に落ちそうになりながら、
「さすが平日」だからなのかよく分かりませんが、人も少なく落ち着いて歩くことが出来ました。
おー、やっと観光らしくなってきた。









しばらく庭園をお楽しみ下さい...
































この旅初めての記念撮影...




輪王寺前にバス停があり、ちょうどバス停に着いた頃、バスが到着しました。
当初計画では仙山線の北山駅まで歩いて、仙台駅という予定でしたが、歩き疲れたので、そのままバスに乗りました。