自宅 − (親の車) − 高崎駅 − (JR長野新幹線) − 上田駅 − (徒歩) − 上田城趾 − (自転車) 〜
寺社仏閣巡り 〜 (自転車) − 上田城趾 − (徒歩) − 上田駅 − (しなの鉄道) − 長野駅 − (徒歩) −
長野ホテル(荷物置き) − (徒歩〜シャトルバス) − JR長野総合車両センター − (シャトルバス) −
JR長野駅 − (徒歩) − おやつ購入 − (徒歩) − 長野ホテル

長野ホテル − (徒歩) − 長野電鉄長野駅 − (長野電鉄長野線) − 須坂駅 〜 ブラブラ 〜 須坂駅 − (長野電鉄屋代線) −
松代駅 − (徒歩) − 松代藩文武学校 − (徒歩) − 松代城趾 〜 真田十万石まつり 〜
蓮乗寺、大林寺、大英寺など 〜 真田十万石まつり 〜 松代城趾 − (徒歩) − 松代駅 − (長野電鉄屋代線) −
屋代駅 〜 (しなの鉄道〜JR篠ノ井線) − 長野駅 〜 ブラブラ 〜 長野駅 − (JR篠ノ井線) −
姨捨駅 − (徒歩) − 長楽寺 − (徒歩) − 姨捨駅 − (JR篠ノ井線) − 長野駅 − (徒歩) − 長野ホテル

長野ホテル − (徒歩) − 長野電鉄長野駅 − (長野電鉄長野線) − 小布施駅 〜 ブラブラ(徒歩) 〜
小布施駅 − (自転車) − 梅松寺 − (自転車) − 岩松院 − (自転車) − 小布施中心地巡り − (自転車) −
小布施駅 − (長野電鉄長野線A特急) − 長野電鉄長野駅 〜 お土産調達 〜 長野駅 − (JR篠ノ井線〜しなの鉄道) −
小諸駅 − (徒歩) − 懐古園(徴古館、藤村記念館、郷土博物館、小山敬三美術館他) − (徒歩) − 小諸駅 − (しなの鉄道) −
軽井沢駅 − (JR長野新幹線) − 高崎 − (親の車) − 自宅





何故姨捨の長楽寺ライトアップが割り込んできたかというと、
まず、松代に遡ります。
真田十万石まつりが終わり、さて、どのルートを通って長野に戻ろうかと、
ザッと見たところ、川中島バスが16時29分と出発は一番早く、
乗るだけで長野駅前まで、しかも信州北回廊パス対象。
その次が16時38分の屋代回りの松代−屋代−篠ノ井−長野、
もう一つが、須坂回りの松代−須坂−長野というルートです。
須坂回りは行きで乗ったし、川中島バス経由は、前回の長野旅行で使ったので、
まだ乗ったことのない屋代回りにすることにしました。

チョットまだ時間が中途半端だったので、簡単に見られるものはあるのかなと、
電車に乗って地図を見ていると、象山口駅の辺から幾つか見られる場所がある、
あーでも山の上っぽい...
あーどうしよう、でも疲れたしやめておこう。
という葛藤を繰り返しながら屋代駅に到着しました。
屋代駅からは、しなの鉄道で長野駅まで行きます。

長野駅行きの電車が出るまで20分くらいあったので、一度改札をでて待つことにしました。
この屋代駅で見つけた観光パンフレット「信州千曲市かわら版」

このパンフレットに戸倉駅から行ける長楽寺が、10月9日頃まで月見堂周辺の
ライトアップを実施中という情報が...
戸倉駅って何処だ!?
と調べていると、何と屋代駅の隣
ただ、戸倉駅からのルートを調べてみると、かなり遠い...
これは無理だ、諦めようと、もう一度よく見てみると、ライトアップは姨捨一帯。
姨捨って前に松本行くときに通ったよな〜
それに、信州北回廊パスの観光サンプルコースに姨捨一帯というのがあったような...
のぉおおおおおお、姨捨駅から1時間で往復出来る、それも姨捨公園回りだから、
直接行けば、10分程度しかからないはずだと、これは行かねば。


10月7日のイベントは長野駅と、長野市内にあるJRの車両整備工場の2ヵ所で行われると、
初めてだったので、どの程度の規模かわからず、大したことないんだろうと思っていたら、
実際に行ってみてビックリ、電車の整備工場だから広さが半端じゃない。
イベントも各所で行われ、親子連れで溢れていました。
もちろん鉄の人も沢山いました。

長野駅のイベントは、駅弁を買って(買わなくても構わなかったみたいですが)
長野駅に停車している「お座敷列車やまなみ」で食べようというものと、
長野駅の自由通路にNゲージという鉄道模型を置いて、走らせるというものでした。
んー、イベントにしては小さいな〜 と思いながら車両整備工場の方に行ってみようと、
とりあえず荷物をホテルに預けに行き、整備工場まで行けるシャトルバス乗り場を探しました。
ホテルメトロポリタン前、ホテルはそこにあるけど、何処だ!?
と探していると、普通にホテルの前だった...
ちょうどホテルの前に着いた頃に出発していくバスを発見、お見送りをしました(涙)
そこで待っていると10分程経った頃、シャトルバスが到着しました。
あー凄い沢山乗ってるな〜
と、これは帰ってきた方、行く方はというと、もう14時近くだったので十数人、
でも、帰りはこの位になるんだろうな〜

バスに乗り15分程度で車両整備工場に到着...
ん、何処に行くんだろう。
えー、そこで降ろしてくれればいいのに〜
とチョット遠くの貨物置き場で降ろされました...
もちろん帰る人がドッサリと待っていましたよ。
仕方なく歩いて会場へ、早速見えてきたのが修理くん、
これ車イベント用だろ、ハッキリ言って、トンカチが車だよ...
そんなつっこみを入れながら、






篠ノ井の手前で気付いていたら、間に合ったのか微妙なところなのですが、
仮に間に合っていたとして、姨捨駅に早く着いていたら、
月が出る前に帰ってきてしまっていたかもしれません。
ただ、時間的に見られなかった夕暮れの棚田や、
善光寺平を見ることが出来たかもしれません。

姨捨駅で降りると... はい、真っ暗です。
人気がありません。
たまたま、乗ってきた電車が時間待ちで駅に長時間止まっていたため、
善光寺平の夜景を見ようとホームは若干賑わっていました。
もちろん、ここから長楽寺に向かおうとしていたのは私だけ...
暗い道を下って行き、幾つか道が分かれていて、
ポケットにペンライトがあって助かりました。
人の家に行ってしまいそうな道もあり、悩みながら降りていくと、
チョット開けた場所に出ました。
ちょうど犬の散歩をしていたおじいさんに、長楽寺の道を聞くと、
もうそこだよ、こっちこっちと案内する気満々だったので、
ありがたく付いていくことにしました。
ほろ酔い加減の陽気なおじいさんで、これが月見堂、これが姨捨岩、
これが芭蕉句碑だよと、ガイド要らずです。
そして月見堂では、その名の通り月を見る...
おじいさん曰く、この時期は秋雨前線の影響で、あまり見えないのだとか。
この日も、快晴とは言えず、月の出る方向が明るくはなっていましたが、
雲がかかり、残念ながら見られないかと、ガッカリ...
していると、おじいさんが、今日は運がいいよ見られるね〜と、
ホントか!? と思いながらおじいさんの四方山話を聞いていると、
徐々に雲が薄くなり、ちらちらと月が見えるようになってきました。
ここでおじいさんと別れ、周辺散策。
舞台みたいになっていて、そこに上がると腰を下ろしながら月が見られると、
で、その辺をウロチョロしまくると、階段に自動ライトが付いていて、
ピカッと光ります。
あまりやりすぎると、写真を撮ってる人に怒られるので、ササッと上り下り。
やっぱり月の写真は難しい、明るすぎると真っ白だし...
雲がかかって流れている状態の長時間露出はいい感じですね。
そんなこんなで、月も上の方に昇ってくると、空は奇麗に晴れ渡り、
ウサギの餅つきが(クサッ)
前日が満月だったのですが、雨天、曇り空で、やはり見えなかったようです。
見えない満月よりは、見える16日の月の方が良いわけで...
もう少し時間があれば、棚田とか見ながらマッタリ出来たのですが、
19時39分の次が21時09分、1時間半待ち...
ライトアップも何時までかわからないし、帰りの道も暗いので、
そんなに粘れないな〜と思い、10分くらい前に長楽寺を出発し猛ダッシュ。
無事駅にたどり着きましたが、ホームどっちだろう、着いた方の逆でいいのかな...
既に19時38分くらいだったので、間違えていると間に合わない可能性があるので、
ドキドキしながらホームへ上がると、柱に長野方面と書いてありました。
まー、線路渡れるから、電車が待っていてくれると思いますけどね。
間に合った〜と、ホッと一安心。
ここで踏切の音、間もなく一番線を電車が通過します。
えっ!? 一番線ってここスイッチバックだから、通過出来ないよ、
ま・さ・か、幽霊列車か!? とは思いませんでしたが...
そのうち遠くから、電車の光が見えてきて、ドンドン近寄ってくる、
キャーーーー!!!!!!!!
え、シツコイ!?
これは失礼しました...
と、その電車はホームではなく、下の線路を通過していきました。
特急と一部を除く快速は姨捨駅を通過するので、スイッチバックしません。
あーあの線路も1番線なんだね、全部1番線なのか...
と、幽霊列車... じゃなくて特急列車を見送り、電車を待っていると、
現在長野行き普通電車は6分ほど遅れて運行しておりますというアナウンスが、
これも幽霊... あー幽霊飽きた...
まあ、さっき特急が通過していったばかりだから、直ぐ来ることはないだろうと思いながら、
あーそういえば、長野駅で夕食用に買ったおやきがあったんだと、鞄から取り出し、
名月と善光寺平の夜景を眺めながら贅沢な一時、毎日の通勤で6分遅れたらブチ切れますが、
こういう状況の遅れは歓迎です。
まあ、電車が来ないと困りますけどね...
電車が到着し、無事乗り込むと長野駅に向けて...
じゃないな、スイッチバックだからとりあえず松本駅に向けて出発...
しかけたところで、今度は長野方面に向きを変えて、いざいざ出発!
と思いきや、出発して直ぐに電車が停車、そしてバック、
あららら、何処へ行くのこの電車、まさか(以下略)
この路線は単線部分があるからダイヤが乱れると駄目なんだよね〜
というわけで、姨捨駅までは戻りませんでしたが、途中の信号場で行き違い。
松本行きの特急が通過したところで、3度目の正直。
それなら姨捨駅で待っとけと小一時間説教したいのを押さえて、
長野駅に到着、ホテルに戻りました。
今回の失態は、夜の備えを全くしていなかったこと、まあ三脚ですね。
月見台の手すりがちょうど平らだったことが幸いし、月も奇麗に撮れましたが、
やはり、有るのとないのでは違いますね。
三脚が有れば3時間コースだったかもしれないです。




新幹線の料金が、高崎からだと長野で100km超となり大幅アップ、
上田だと100km以下なので700円近く安くなります。
上田から長野はというと、しなの鉄道で40分程、新幹線に乗り続けると15分程で、
料金はというと、そのまま新幹線に乗り続けた場合の乗車券料金と
しなの鉄道の乗車券は同じくらいで、新幹線料金が無い分安いです。
というわけで上田を観光するなら、

高崎 −(長野新幹線)− 上田 −(しなの鉄道)− 長野

というコースが最適です。
チャレンジャーなら、乗り継ぎ時間をしっかり調べて、

高崎 − (信越線) − 横川 − (連絡バス) − 軽井沢 − (しなの鉄道) − 小諸 − (しなの鉄道) − 長野

というわけで、上田観光を決めたのが、出発当日の午前3時でした。
上田について調べてみると、上田城趾をはじめとして、いくつかの寺社仏閣があるようでした。

当初の予定では、立ち寄る場所は上田城趾だけだったし、
荷物も2泊分だからそれほど重くなかったので、
着替えを入れたボストンバッグは持ったまま、上田城に行くことにしました。
上田城までは、約2kmだったので歩きました...



このボストンバッグを持ち歩いたばかりに、大事件が勃発するところでした。
以下、ボストンバックイベントをお送りします。
1.上田駅からボストンバッグを持ち歩いた
2.上田城趾の博物館で無料コインロッカーを使った
3.博物館を見学した後、レンタルサイクルを借りて、遠くへ行った
4.博物館にレンタルサイクルを返し、上田駅へ帰った...
あれ、何か忘れていませんか(笑)
上田城趾を出て前の信号を渡り、少し進んだところでなにやら違和感が。
ポケットに手を入れると、なぬーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鍵が入ってる、あ、ボストンバッグがない...
もう猛ダッシュですよ、まだ上田城趾から100mくらいしか
離れていなかったので、良かったですが、これが上田駅到着後、
長野駅到着後だったら目も当てられない。
このあと、無事ボストンバックをピックアップし、100円を手に入れ、
改めて上田駅を目指しました。


さて、話を戻します。
上田城趾は公園になっていて、そこに入る自体は無料です。
中は神社があったり、広場があったり、池があったりして、そこを学生が走っていたり、
近所の人が散歩していたりします。
有料見学となるのは、お城の櫓で、チョットした高みに登ることが出来たり、
櫓の構造を見学出来たりします。
また、この櫓の見学券で博物館などの見学も出来るようになっています。
櫓見学のあと博物館に行ったのですが、そこに無料コインロッカーが...
あの100円を入れて、鍵を戻すと100円が戻ってくるあれです。
というわけで、コインロッカーにボストンバッグを入れて博物館を見学しました。
博物館は博物館です(笑)
博物館の見学を終えて入り口まで戻ってきたとき、
受付でレンタルサイクルを借りている人がいました。
無料ですと!?
というわけで、私も借りることにしました。
上田は駅を挟んで逆側に寺社仏閣が点在していて、自転車でもない限り回りきれないから、
当初計画では回ることを諦めていた場所も回ることが出来ました。

この時点JRイベントの規模がわかっていれば、レンタルサイクルを借りずに、
上田城趾だけを見て、帰っていた気がします...
車両整備工場の方は、半分も見られていないかも。
あとは、長野駅でウロウロしていないでサッサと車両整備工場の方へ行けばよかったかな。

思えば遠くへきたもんだ〜
嘘つけ!!
というわけで、高崎から続いている国道18号線です。
群馬県高崎市の並榎町の国道17号の辺りが始点で、少林山沿線で安中市とか松井田町、
横川町、長野県に入り軽井沢町、小諸市、でこの上田、更に長野市を通り新潟県に抜けます。
私の体力では安中市が精々...

そんなこんなで、調子に乗ってあちこち走り回りました。
後の予定が詰まっていたので、余り数を回れませんでしたが、
大輪寺、海禅寺、芳泉寺を回りました。
真田の城下町ということもあって、真田氏縁のものが多いです。
純粋に自転車で半日あれば、結構回れるんじゃないかと思います。
上田城に戻り、上田駅に向かっている途中、所々に臨時駐車場なるものが。
何でも、新生上田市記念行事があるとかないとか。
まあ、上田市民でもないし、後の予定も詰まっていたので、サラッと通過しました。
通過って言っても、行事は上田城にあるホールみたいなところでやっていたみたいですが。
それなら櫓とか博物館タダでよかったんじゃないのなんて思ったりしますが、
そんなに高くないし、無料だと混みまくる可能性があるので、まあ良いか...
上田駅に着くと、しなの鉄道の長野行きが5分後発。
次の電車が20分後、朝はまだ開いていなかった観光案内所でパンフレットをもらったり、
御手洗いに行ったりすれば20分くらいつぶれるからいいかなとも思いましたが、
行けるだけ行ってみようと、若干ダッシュ。
切符を買ってホームに降りてみると、ちょうど電車が入線しているところでした。


はい、このイベント子供中心に動きます。
近くで見ていて、子供が来ると退かされます(笑)

ブレーキの実演(操作体験)をやっていたのですが、

ほら、そこが動くんだよと、説明しているパパ〜
そこに手を入れると危ないよ(笑)

当然のことながら止まっている状態でのブレーキなので、
それほど動きはありません。
あとは、車輪の超音波検査装置、これも体験あり。

なぜかラックを工作していました。
せっかく、普段見られない所を見たり、体験できない事したり出来るんだから、
そんなの保育園か幼稚園の父親参観でやればいいジャンなどと思ってしまったり...

その後適当に歩いていると、ディスクブレーキの鋳造工場に出ました。
ここも見学可能、太っ腹ですな...
中にはいると、もちろん熱い金属を扱っているので、特有の臭いと、熱さが感じられました。
あの〜、作業している人はマスクしてるんですけど...
まあ長時間いるわけじゃないからいいのか、と勝手に納得して見ていました。
この工場から出たくらいに「長野駅行きのシャトルバスの最終は15時15分です」
というアナウンスが聞こえてきました。
この時点で14時45分だったので、あと30分。
そろそろ入り口に向かって歩き始めよう。
そしてしばらく歩いていると...
これを抜きにして鉄道イベントは語れない!!
というものに出会いました。
そう、その通り、察しが早いですね〜


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見つけたときには、もう片づけ始めていたから、
最盛期はもっと盛り上がっていたんだろうと思いつつ眺めていました。
残っていたのはドアの開閉ボタンとか行き先表示のシートなどだけで、
これといって面白そうなものはありませんでした。
行き先表示のシート、買ったらどうに持って帰るんだろう...

時間もあまり無かったので、着いたときに気になっていた入り口付近のSLと
バルーンをチェックするために先を急ぎました。
と、その途中で...

なぜ羊?
意味わかんないんですけど〜
とりあえず無視しよう...
更に先に進むと、今度は怪しい2人組登場。


パパ〜 怖いよ〜


なんか羊がいる意味がわかったようなわからないような...
この旅客戦隊トレインジャー(仮名)はちょっと怖い。
2〜3割の子供は逃げてたよ、中に入っている人には可哀想だけど。
なるほど、泣いた子供を羊がアシストするわけか〜
と、勝手に納得して、先を急ぎます。

点検くん?
あの、手に持ってるトンカチらしきものの先っぽ、どう見ても車なんですけど...
まあ、あまり細かいことは気にせず。
関係者が記念撮影していたので、その様子を記念に撮影。
子供用なので、中には入りませんでした...

そのあとは、SLです、D51です、トーマスじゃないです!!
前から後ろから斜めから、パシャパシャ...
あ、デジカメ消音だった。
趣旨としては、運転席の見学と、運転席付近に親子が乗り込むか子供だけ乗り込み、
関係者か親が写真を撮るもので、かなり盛況でした。

そこで写真を撮っていたおばちゃん。
あー顔が見えないかも〜、どうしよう〜
と、このまま2分くらい粘ってました。

ハイ、だいたひかるで、ご一緒に

♪どおでもいいですよ〜

まあ、自分が並んでいる訳じゃないからどうでもいいのですが、
後ろいっぱい並んでるんだし、もうすぐイベント終了なんだから、少し気を遣っても良いと思うのは、
更にだいたひかるで

私だけでしょうか〜

混雑している名所旧跡の前で写真を撮って、その場でチェックしているカップルその他、はっきり言って邪魔です...
チェックは他の場所でやってください。

と話が逸れましたが、SLを撮ってるとき、3時なのに虹が...
♪ヒュルリー、ヒュルリーララー
いいよ、気に入らなければサラッと流してもらっても、
でも、やっぱりスルーされるよりは、つっこんでもらった方が...
さてと、寒くなってきたので、シャトルバス乗り場へ急ぎました。
バスはさっき着いたばかりで、まだ空いていたから、座りましたよ、
ええ、ドッシリと座りましたよ(笑)
まあ、行きのバス待ちで、会場から戻ってきたバスの混み具合と比べれば、
それほどでもありませんでしたが、15人くらいは立っていましたね。

そして長野駅へ戻りました。
この中途半端な時間が行けないんですね、気付いたら善光寺にいました。
しかも徒歩です...
宿にピットインという手もあったのですが、まだ16時30分くらいだったので、
小雨の降る中をチョット歩いて、かるかやさんで引き返そうと出発したわけです。

それがいつの間にか善光寺、長野七不思議...
しかも途中なぜか遠回り、というか道間違えた、かるかやさんから真っ直ぐなのに...
これは不思議ではなく、ただの方向音痴。
直進だとわかっていながら、車の案内板を見て、かるかやさんをチョット過ぎたところで左折。
そして、看板の通りに次の大通りを右折、更に看板通りに右折。
ハイ、元の道を直進したのと同じ道に出ます...
あの道は車両通行止めじゃないよね。
車の看板も左折右折右折だった気がする、何でだろう...
雨が降っているにもかかわらず、以外と混んでいました。
善光寺は宿坊が沢山あるので、学校の合宿や会社の研修の人とかも多いです。
あー観光で来るならいいけど、研修できたくないな...
なんて思いながら、善光寺の境内へ行き、写真を撮って、おみくじ。
これはホントの話、おみくじ引くの初めて。
しかもネタ用だから...
それをわかっている善光寺さんは凄い、しっかりとネタ用のおみくじを出してくれました。
空が薄暗くなり、提灯が灯ると、また昼間とは違った雰囲気が楽しめます。
善光寺は朝の寺、お朝事に行くとまた違った楽しみがあると思いますが、
まだ行ったことがありません。
お朝事に行くには、善光寺に近い旅館などが良いみたいですね。
あの宿坊って普通に泊まれるのかな...
たぶん、2人以上とかになるんだろうな〜
ということで、バスに乗り長野駅へ戻りました。

そしてホテルの部屋で買った駅弁を食べ、それから日程調整をしました。
日程調整はすぐに終わり、飯山行きのキャンセル、小布施を3日目に移動、
2日目を全て松代に当てる、小諸行きの追加。
そして、お風呂に入り、あまりに疲れていたので珍しく午後9時頃にバタンQ
さすがに、寝るタイミングを誤ったのか、午前1時起床。
TVのチャネルを回していると、NHKで映画の「ロボコン」をやっていたので、
チョット見て寝るつもりが、終わりまで見て午前3時。
それから寝よう寝ようと粘って、ようやく午前4時頃就寝...
したはず、たぶん。

さて、次の日の朝、ホテルのレストランでの会話
店員 いらっしゃいませ
店員 ごはんとパンどちらがよろしいでそしょうか
私 ごはんでお願いします
店員 では、お好きな席に座ってください

席に座る、店員ごはんとおみそ汁を持ってくる
何か出てくるのかと待つ私、しかし一向に出てくる気配がない。
これはもしかして...

私 すいません、これ定食じゃないんですか
店員 バイキングです
私 じゃあ初めに言ってください
店員 朝食券にも書いてあるし、フロントでも説明しているはずですが
私 ......

客商売としてあり得ない対応だ...

普通は書いてあったって初めにバイキングだって言うはずだし、
ただ座って待っていれば、何か言ってくると思うよ。
バイキングって書いてあったって、都合で定食になることだってあるし。
しかも、すいませんもなし、悪くなくても言うよね普通。
それにしても、珍しいな、ごはんとみそ汁がバイキングじゃないの、
オカワリとかありなのかな...

これが翌日の店員さんは、ちゃんと朝食券渡したときに、
バイキングとなっておりますって言ってたし、愛想もよかった。
クレーム付けた訳じゃないから、店員個別の問題だと思うけど、
朝から気分悪かったです。

ホテル全体の話で言うと、設備は若干古いけど、立地は良いから、値段的に見て普通か良い方です。
ただ、防音が悪く、立地が良いだけに街の喧噪が...

というわけで、部屋に戻り、しばしマッタリとしながら、
昨日買ったおやつを1日分コンパクトにまとめていざ出陣!!
午前8時40分発長野電鉄長野線普通電車に乗り須坂駅へ。
ここから松代駅まで行くわけですが、本数が少なく40分待ち。
もう一つ前の電車で来れば、須坂を散策出来たのですが...
あと一つ後でも間に合ったはず(笑)
と、計画を立てていながらも中途半端なタイミングで来たわけですが、
禍転じて福となる、人間万事塞翁が馬、一石二鳥!!
最後の要らないだろうというつっこみはこの際無視して、
実は、須坂駅の2つ前くらいから、車窓に虹が見え終始粘着。
須坂駅に着いてからもまだあったので、ダッシュで階段を駆け上り、
再びチェック、それに飽きてから、一度改札を出て観光案内所へ。
30分くらいで行けるところはないかなとチェックしてミルモ、
チョット無理っぽい...
ミルモdeポン
ヒュールリー
仕方なく、行けるところまで歩いてみようと、歩きましたが、
やはり何もなかったです...
田中さんの家までだと20分くらいかかりそうだし。
というわけで駅に戻ると、先ほどの虹が消えかかっていました。
山際にうっすらとオレンジ色の光がかかり、これはまた珍しい風景だなと眺めながら一時。
ようやく屋代行きの電車が到着したので、再び改札を通り、電車に乗り込みました。

ここで松代への行き方について説明しておきますと、
長野駅と松代駅の直通バスが路線バス1と直通1、長野電鉄須坂経由松代行き、
JR/しなの鉄道屋代経由長野電鉄松代行きの4つがあり、
前回の旅行では、長野駅前から路線バスで川中島古戦場、そこから徒歩で典厩寺、
典厩寺バス停から松代駅へ、帰りは松代駅から路線バスで長野駅前までというコースでした。
川中島古戦場はバス停からすぐですが、典厩寺は典厩寺のバス停から多少歩きます。
今回使った信州北回廊パスを使った場合、路線バスと電車のどれでも行けますので、
ちょうど乗り換え時間が合ったものを選べば大丈夫です。
目的が決まっていて須坂や小布施の観光をしながらであれば須坂経由、
屋代の観光や、松本上田方面から来るなら屋代経由、
川中島古戦場と典厩寺を見ながら行くには路線バスがいいと思います。

というわけで、松代駅に到着です。


出陣式が午前11時15分、まだ午前10時チョット過ぎだからチョット早いなと思い、
近場を巡るために駅の無料レンタルサイクルを借りに行くことに。
外の置き場に使えるのがあったら番号を言ってくださいと...
行ってみると、パンクしていたりするのがほとんど、これは無理だと諦め、
歩いていくことにしました。
いくら無料とは言え、観光を目玉にするならもう少し整備してあっても罰は当たらないぞ...
と思いながら、この前入らなかった文武学校があったな〜 と思いだし、早速向かいました。
途中で前回工事中だった真田邸を見に行きましたが、まだ工事中です。
そして文武学校、ムム、本日は無料ですと...
なるほど、というわけで入ってみると、出店がいくつか出ていて、
中の道場では剣道大会をやっていたり、他の場所では華道作品展示やらをやっていました。
古い造りの建物が点在し、剣道場、弓道場などある昔の学校施設です。
誰か間違ってしちゃわないのかと小一時間。

あー午前11時15分を過ぎちゃった、お城へ行かないと、というわけで急いでお城に行きました。
お城に着くと城門の前を中心にチョットした人だかりが出来ていて、とりあえずその空いている所へ潜り込みました。
城門前では鉄砲隊がスタンバっているだけ、出陣式は... と思い待っていると、
司会の声が聞こえてくる、遠くの方で拍手の音が聞こえる。
どこでやってるんだー、まさか城の中か...
このとき城の中に一般人は入れないので、仕方なく待つことにしました。
来賓の挨拶長いよ〜
余程、どこかへ行ってしまおうかと思い悩みましたが、この場を離れると良いポジションがとれなくなる恐れがあるので、
あと20分くらい我慢しようと...
そして待ちに待った本番、まず鉄砲隊の発砲実演。
音が大きいので注意して下さいとアナウンス、ええ知ってますとも(笑)
で、発砲の動画で映像が上下していますが、ビックリして動揺しているわけではありません、演出です!!
本当です!!
...スイマセン、ハイ、嘘ついていました、怖かったです、それが何か?
大体5回くらい発砲し、あとはあれフリントロック式っていうんだっけな、小型銃。
それが終わると陣太鼓の演舞、それに続いて門前で待機していた消防団扮するラッパ隊が、
先触れとして進発、そして武田信玄の合図で出陣...
となる予定でしたが、行列の開始時間が正午だったので、
武田信玄が登壇し合図しようとするも、ストップがかかり、一時降壇。
ラッパ隊はドンドン行ってしまいました(笑)

そして正午を迎え、再び武田信玄が登壇し、出陣の合図、それと同時に開門。
次々と戦国武将に扮した集団が門から繰り出し、歩いていきます。
その途中で人が乗っていない馬だけが歩いてきたので、振り落としてきたのかなと思ったら、
門前にいた武田信玄の馬でした。
武田信玄が馬に乗ろうとするも、馬が拒否し周囲で失笑の嵐(笑)
2〜3度繰り返し、ようやく武田信玄は馬に乗れました。
あの忍者は馬の糞の処理部隊です。
最後の方で、佐久間象山隊が再び小銃の発砲と大砲の発砲。
結構人が近くにいるのに平気で撃つなと思ったら、あの運動会で使うような紙火薬の鉄砲程度。
大砲の音はそこそこ大きかったですが...
行列の様子は動画がほとんどなので、見て頂ければわかります。
町の方へ歩いていく行列に追い抜け追い越せと...
ん、違う、追い越し、追い抜かれを繰り返して、行列を撮影。
途中でチョット離れたお寺の辺を回ることにしました。

−−−

最後の文武学校を過ぎた辺りで待ちかまえていると...
一部の部隊は学校(現在の文武学校)の辺りで終える部隊とお城まで行く部隊があり、
御輿や御車は学校で終わりでした。
行列の後半が来たときにお城へ移動し、お城の入り口などで撮影。
なぜあの位置で待ちかまえていたかというと、見物人も少なくなっているし、
背景が松代の様子に合っている、更にあの赤みがかり始めている紅葉です。

松代駅に戻り、バスと電車それぞれ時間をチェックしてみると、
バスが4〜5分後、長野電鉄屋代経由が10分後となっていたので、
今回は違うコースで行ってみようと、屋代経由で行くことにしました。
まだ午後4時くらいだったので、途中で降りて散策しようかなと思いましたが、
チョット歩き疲れていたので諦め、長野駅へ戻り早めの休憩をしようと。

さて、いよいよ最終日、昨日の強行をものともせず準備をして、
ホテルをチェックアウト、昨日と同じ電車に乗り一路小布施へ向かいます。
松代は須坂で乗り換えるので、どれに乗っていっても大丈夫ですが、
小布施へ行くには須坂止まりでは行けません。
須坂観光を挟むなら、どれに乗っても大丈夫ですが...
そして小布施に到着、確か駅にレンタルサイクルがあったはず。
が、午前9時30分からだった...
さてどうしよう、チョット歩いてみるかと、適当に歩き始めました。
はい、いつも通りの適当、目的地はありません。
それでも、北斎館の周辺、古い建物が建ち並ぶ通り、
小布施観光の中心地とでもいうのでしょうか、に出ました。
北斎館とかゆっくり入っている時間はないので、
とりあえず、自転車を借りるために小布施駅へ戻ることにしました。
駅に戻る途中、レンタルサイクル屋さん(自転車屋さん)を見つけましたが、
最後に、レンタルサイクル屋さんから駅に歩いて戻ることになり、
時間が読めないので、やっぱり駅で借りようと駅へ。
駅が近づいてきて、通り過ぎていく自転車を見てふと思ったこと、
松代駅で経験したあれを...
初めに小布施駅を出るとき、そんなに自転車置いてなかったよな〜
駅になかったらどうしよう、またあの自転車やさんまで戻るんだ...
既に駅も目前、葛藤に継ぐ葛藤の末、仕方なくそのまま駅へ。
「1台でよろしいでしょうか」
あー、ラスト1台あった〜
自転車を借りて調子に乗った私は、一番遠くの岩松院を目指しました。
歴史も見所も何も知らない飛び込み拝観...
はしょっちゅうやります(笑)
えーと、確か有料拝観だったな〜
確か信州北回廊パスの割引対象だったはず、とパスを取り出して、
境内に入る門を通過、この門の阿吽像は何となくカワイイ(笑)
そして境内に入り意外と広いなと...
更に進んでいくと、下駄箱がある、拝観券の自販機もある。
ここからが有料拝観なのか、と再びしまった信州北回廊パスを取り出してチェック。
八方睨み鳳凰図のある本堂の拝観が300円で30円引き、
30円の割引はめんどくさいからいいやと思っていると、
自販機は人が並んでいて、その横に回廊パスお持ちの方は受付でお買い求め下さいと。
そっちの方が早そうだと、中に入り受付で回廊パスを提示し300円を出して30円のお釣りをもらいました。
買った拝観券はその場で取られましたが(笑)
で、中にはいると八方睨み鳳凰図の説明アナウンスが聞こえてきました。
寝転がらずに静かに座ってご覧下さいと。
寝転がった方が静かな気もするけど、きっと寝転がるときに後ろ受け身や前回り受け身を
する不届きものが後を絶たなかったのだろうと勝手に思っています。
八方睨み鳳凰図はというとド迫力です。
写真撮影禁止なので、ここにはありませんが、岩松院のHPにあります。
もちろん、写真では迫力が大幅に落ちてしまいますが...
そういえば、天上にある絵、畳20畳の大きさのといわれていますが、
転じて下を見ると、畳の枚数をどう数えても12枚。
ウーン、昔の畳のサイズと違うのかな...
八方睨み鳳凰図の他には、ここは福島政則縁のお寺であるのでその縁の品があったり、
小林一茶の「痩せ蛙負けるな一茶これにあり」の詠まれたお寺なので、
その池を望むことが出来ます。

 

 

自宅 − (親の車) − 高崎駅 − (JR長野新幹線) − 上田駅 − (徒歩) − 上田城趾 − (自転車) 〜
寺社仏閣巡り 〜 (自転車) − 上田城趾 − (徒歩) − 上田駅 − (しなの鉄道) − 長野駅 − (徒歩) −
長野ホテル(荷物置き) − (徒歩〜シャトルバス) − JR長野総合車両センター − (シャトルバス) −
JR長野駅 − (徒歩) − おやつ購入 − (徒歩) − 長野ホテル

長野ホテル − (徒歩) − 長野電鉄長野駅 − (長野電鉄長野線) − 須坂駅 〜 ブラブラ 〜 須坂駅 − (長野電鉄屋代線) −
松代駅 − (徒歩) − 松代藩文武学校 − (徒歩) − 松代城趾 〜 真田十万石まつり 〜
蓮乗寺、大林寺、大英寺など 〜 真田十万石まつり 〜 松代城趾 − (徒歩) − 松代駅 − (長野電鉄屋代線) −
屋代駅 〜 (しなの鉄道〜JR篠ノ井線) − 長野駅 〜 ブラブラ 〜 長野駅 − (JR篠ノ井線) −
姨捨駅 − (徒歩) − 長楽寺 − (徒歩) − 姨捨駅 − (JR篠ノ井線) − 長野駅 − (徒歩) − 長野ホテル

長野ホテル − (徒歩) − 長野電鉄長野駅 − (長野電鉄長野線) − 小布施駅 〜 ブラブラ(徒歩) 〜
小布施駅 − (自転車) − 梅松寺 − (自転車) − 岩松院 − (自転車) − 小布施中心地巡り − (自転車) −
小布施駅 − (長野電鉄長野線A特急) − 長野電鉄長野駅 〜 お土産調達 〜 長野駅 − (JR篠ノ井線〜しなの鉄道) −
小諸駅 − (徒歩) − 懐古園(徴古館、藤村記念館、郷土博物館、小山敬三美術館他) − (徒歩) − 小諸駅 − (しなの鉄道) −
軽井沢駅 − (JR長野新幹線) − 高崎 − (親の車) − 自宅





何故姨捨の長楽寺ライトアップが割り込んできたかというと、
まず、松代に遡ります。
真田十万石まつりが終わり、さて、どのルートを通って長野に戻ろうかと、
ザッと見たところ、川中島バスが16時29分と出発は一番早く、
乗るだけで長野駅前まで、しかも信州北回廊パス対象。
その次が16時38分の屋代回りの松代−屋代−篠ノ井−長野、
もう一つが、須坂回りの松代−須坂−長野というルートです。
須坂回りは行きで乗ったし、川中島バス経由は、前回の長野旅行で使ったので、
まだ乗ったことのない屋代回りにすることにしました。

チョットまだ時間が中途半端だったので、簡単に見られるものはあるのかなと、
電車に乗って地図を見ていると、象山口駅の辺から幾つか見られる場所がある、
あーでも山の上っぽい...
あーどうしよう、でも疲れたしやめておこう。
という葛藤を繰り返しながら屋代駅に到着しました。
屋代駅からは、しなの鉄道で長野駅まで行きます。

長野駅行きの電車が出るまで20分くらいあったので、一度改札をでて待つことにしました。
この屋代駅で見つけた観光パンフレット「信州千曲市かわら版」

このパンフレットに戸倉駅から行ける長楽寺が、10月9日頃まで月見堂周辺の
ライトアップを実施中という情報が...
戸倉駅って何処だ!?
と調べていると、何と屋代駅の隣
ただ、戸倉駅からのルートを調べてみると、かなり遠い...
これは無理だ、諦めようと、もう一度よく見てみると、ライトアップは姨捨一帯。
姨捨って前に松本行くときに通ったよな〜
それに、信州北回廊パスの観光サンプルコースに姨捨一帯というのがあったような...
のぉおおおおおお、姨捨駅から1時間で往復出来る、それも姨捨公園回りだから、
直接行けば、10分程度しかからないはずだと、これは行かねば。


10月7日のイベントは長野駅と、長野市内にあるJRの車両整備工場の2ヵ所で行われると、
初めてだったので、どの程度の規模かわからず、大したことないんだろうと思っていたら、
実際に行ってみてビックリ、電車の整備工場だから広さが半端じゃない。
イベントも各所で行われ、親子連れで溢れていました。
もちろん鉄の人も沢山いました。

長野駅のイベントは、駅弁を買って(買わなくても構わなかったみたいですが)
長野駅に停車している「お座敷列車やまなみ」で食べようというものと、
長野駅の自由通路にNゲージという鉄道模型を置いて、走らせるというものでした。
んー、イベントにしては小さいな〜 と思いながら車両整備工場の方に行ってみようと、
とりあえず荷物をホテルに預けに行き、整備工場まで行けるシャトルバス乗り場を探しました。
ホテルメトロポリタン前、ホテルはそこにあるけど、何処だ!?
と探していると、普通にホテルの前だった...
ちょうどホテルの前に着いた頃に出発していくバスを発見、お見送りをしました(涙)
そこで待っていると10分程経った頃、シャトルバスが到着しました。
あー凄い沢山乗ってるな〜
と、これは帰ってきた方、行く方はというと、もう14時近くだったので十数人、
でも、帰りはこの位になるんだろうな〜

バスに乗り15分程度で車両整備工場に到着...
ん、何処に行くんだろう。
えー、そこで降ろしてくれればいいのに〜
とチョット遠くの貨物置き場で降ろされました...
もちろん帰る人がドッサリと待っていましたよ。
仕方なく歩いて会場へ、早速見えてきたのが修理くん、
これ車イベント用だろ、ハッキリ言って、トンカチが車だよ...
そんなつっこみを入れながら、






篠ノ井の手前で気付いていたら、間に合ったのか微妙なところなのですが、
仮に間に合っていたとして、姨捨駅に早く着いていたら、
月が出る前に帰ってきてしまっていたかもしれません。
ただ、時間的に見られなかった夕暮れの棚田や、
善光寺平を見ることが出来たかもしれません。

姨捨駅で降りると... はい、真っ暗です。
人気がありません。
たまたま、乗ってきた電車が時間待ちで駅に長時間止まっていたため、
善光寺平の夜景を見ようとホームは若干賑わっていました。
もちろん、ここから長楽寺に向かおうとしていたのは私だけ...
暗い道を下って行き、幾つか道が分かれていて、
ポケットにペンライトがあって助かりました。
人の家に行ってしまいそうな道もあり、悩みながら降りていくと、
チョット開けた場所に出ました。
ちょうど犬の散歩をしていたおじいさんに、長楽寺の道を聞くと、
もうそこだよ、こっちこっちと案内する気満々だったので、
ありがたく付いていくことにしました。
ほろ酔い加減の陽気なおじいさんで、これが月見堂、これが姨捨岩、
これが芭蕉句碑だよと、ガイド要らずです。
そして月見堂では、その名の通り月を見る...
おじいさん曰く、この時期は秋雨前線の影響で、あまり見えないのだとか。
この日も、快晴とは言えず、月の出る方向が明るくはなっていましたが、
雲がかかり、残念ながら見られないかと、ガッカリ...
していると、おじいさんが、今日は運がいいよ見られるね〜と、
ホントか!? と思いながらおじいさんの四方山話を聞いていると、
徐々に雲が薄くなり、ちらちらと月が見えるようになってきました。
ここでおじいさんと別れ、周辺散策。
舞台みたいになっていて、そこに上がると腰を下ろしながら月が見られると、
で、その辺をウロチョロしまくると、階段に自動ライトが付いていて、
ピカッと光ります。
あまりやりすぎると、写真を撮ってる人に怒られるので、ササッと上り下り。
やっぱり月の写真は難しい、明るすぎると真っ白だし...
雲がかかって流れている状態の長時間露出はいい感じですね。
そんなこんなで、月も上の方に昇ってくると、空は奇麗に晴れ渡り、
ウサギの餅つきが(クサッ)
前日が満月だったのですが、雨天、曇り空で、やはり見えなかったようです。
見えない満月よりは、見える16日の月の方が良いわけで...
もう少し時間があれば、棚田とか見ながらマッタリ出来たのですが、
19時39分の次が21時09分、1時間半待ち...
ライトアップも何時までかわからないし、帰りの道も暗いので、
そんなに粘れないな〜と思い、10分くらい前に長楽寺を出発し猛ダッシュ。
無事駅にたどり着きましたが、ホームどっちだろう、着いた方の逆でいいのかな...
既に19時38分くらいだったので、間違えていると間に合わない可能性があるので、
ドキドキしながらホームへ上がると、柱に長野方面と書いてありました。
まー、線路渡れるから、電車が待っていてくれると思いますけどね。
間に合った〜と、ホッと一安心。
ここで踏切の音、間もなく一番線を電車が通過します。
えっ!? 一番線ってここスイッチバックだから、通過出来ないよ、
ま・さ・か、幽霊列車か!? とは思いませんでしたが...
そのうち遠くから、電車の光が見えてきて、ドンドン近寄ってくる、
キャーーーー!!!!!!!!
え、シツコイ!?
これは失礼しました...
と、その電車はホームではなく、下の線路を通過していきました。
特急と一部を除く快速は姨捨駅を通過するので、スイッチバックしません。
あーあの線路も1番線なんだね、全部1番線なのか...
と、幽霊列車... じゃなくて特急列車を見送り、電車を待っていると、
現在長野行き普通電車は6分ほど遅れて運行しておりますというアナウンスが、
これも幽霊... あー幽霊飽きた...
まあ、さっき特急が通過していったばかりだから、直ぐ来ることはないだろうと思いながら、
あーそういえば、長野駅で夕食用に買ったおやきがあったんだと、鞄から取り出し、
名月と善光寺平の夜景を眺めながら贅沢な一時、毎日の通勤で6分遅れたらブチ切れますが、
こういう状況の遅れは歓迎です。
まあ、電車が来ないと困りますけどね...
電車が到着し、無事乗り込むと長野駅に向けて...
じゃないな、スイッチバックだからとりあえず松本駅に向けて出発...
しかけたところで、今度は長野方面に向きを変えて、いざいざ出発!
と思いきや、出発して直ぐに電車が停車、そしてバック、
あららら、何処へ行くのこの電車、まさか(以下略)
この路線は単線部分があるからダイヤが乱れると駄目なんだよね〜
というわけで、姨捨駅までは戻りませんでしたが、途中の信号場で行き違い。
松本行きの特急が通過したところで、3度目の正直。
それなら姨捨駅で待っとけと小一時間説教したいのを押さえて、
長野駅に到着。
今回の失態は、夜の備えを全くしていなかったこと、まあ三脚ですね。
月見台の手すりがちょうど平らだったことが幸いし、月も奇麗に撮れましたが、
やはり、有るのとないのでは違いますね。
三脚が有れば3時間コースだったかもしれないです。


新幹線の料金が、高崎からだと長野で100km超となり大幅アップ、
上田だと100km以下なので700円近く安くなります。
上田から長野はというと、しなの鉄道で40分程、新幹線に乗り続けると15分程で、
料金はというと、そのまま新幹線に乗り続けた場合の乗車券料金と
しなの鉄道の乗車券は同じくらいで、新幹線料金が無い分安いです。
というわけで上田を観光するなら、

高崎 −(長野新幹線)− 上田 −(しなの鉄道)− 長野

というコースが最適です。
チャレンジャーなら、乗り継ぎ時間をしっかり調べて、

高崎 − (信越線) − 横川 − (連絡バス) − 軽井沢 − (しなの鉄道) − 小諸 − (しなの鉄道) − 長野

というわけで、上田観光を決めたのが、出発当日の午前3時でした。
上田について調べてみると、上田城趾をはじめとして、いくつかの寺社仏閣があるようでした。

当初の予定では、立ち寄る場所は上田城趾だけだったし、
荷物も2泊分だからそれほど重くなかったので、
着替えを入れたボストンバッグは持ったまま、上田城に行くことにしました。
上田城までは、約2kmだったので歩きました...



このボストンバッグを持ち歩いたばかりに、大事件が勃発するところでした。
以下、ボストンバックイベントをお送りします。
1.上田駅からボストンバッグを持ち歩いた
2.上田城趾の博物館で無料コインロッカーを使った
3.博物館を見学した後、レンタルサイクルを借りて、遠くへ行った
4.博物館にレンタルサイクルを返し、上田駅へ帰った...
あれ、何か忘れていませんか(笑)
上田城趾を出て前の信号を渡り、少し進んだところでなにやら違和感が。
ポケットに手を入れると、なぬーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鍵が入ってる、あ、ボストンバッグがない...
もう猛ダッシュですよ、まだ上田城趾から100mくらいしか
離れていなかったので、良かったですが、これが上田駅到着後、
長野駅到着後だったら目も当てられない。
このあと、無事ボストンバックをピックアップし、100円を手に入れ、
改めて上田駅を目指しました。


さて、話を戻します。
上田城趾は公園になっていて、そこに入る自体は無料です。
中は神社があったり、広場があったり、池があったりして、そこを学生が走っていたり、
近所の人が散歩していたりします。
有料見学となるのは、お城の櫓で、チョットした高みに登ることが出来たり、
櫓の構造を見学出来たりします。
また、この櫓の見学券で博物館などの見学も出来るようになっています。
櫓見学のあと博物館に行ったのですが、そこに無料コインロッカーが...
あの100円を入れて、鍵を戻すと100円が戻ってくるあれです。
というわけで、コインロッカーにボストンバッグを入れて博物館を見学しました。
博物館は博物館です(笑)
博物館の見学を終えて入り口まで戻ってきたとき、
受付でレンタルサイクルを借りている人がいました。
無料ですと!?
というわけで、私も借りることにしました。
上田は駅を挟んで逆側に寺社仏閣が点在していて、自転車でもない限り回りきれないから、
当初計画では回ることを諦めていた場所も回ることが出来ました。

この時点JRイベントの規模がわかっていれば、レンタルサイクルを借りずに、
上田城趾だけを見て、帰っていた気がします...
車両整備工場の方は、半分も見られていないかも。
あとは、長野駅でウロウロしていないでサッサと車両整備工場の方へ行けばよかったかな。

思えば遠くへきたもんだ〜
嘘つけ!!
というわけで、高崎から続いている国道18号線です。
群馬県高崎市の並榎町の国道17号の辺りが始点で、少林山沿線で安中市とか松井田町、
横川町、長野県に入り軽井沢町、小諸市、でこの上田、更に長野市を通り新潟県に抜けます。
私の体力では安中市が精々...

そんなこんなで、調子に乗ってあちこち走り回りました。
後の予定が詰まっていたので、余り数を回れませんでしたが、
大輪寺、海禅寺、芳泉寺を回りました。
真田の城下町ということもあって、真田氏縁のものが多いです。
純粋に自転車で半日あれば、結構回れるんじゃないかと思います。
上田城に戻り、上田駅に向かっている途中、所々に臨時駐車場なるものが。
何でも、新生上田市記念行事があるとかないとか。
まあ、上田市民でもないし、後の予定も詰まっていたので、サラッと通過しました。
通過って言っても、行事は上田城にあるホールみたいなところでやっていたみたいですが。
それなら櫓とか博物館タダでよかったんじゃないのなんて思ったりしますが、
そんなに高くないし、無料だと混みまくる可能性があるので、まあ良いか...
上田駅に着くと、しなの鉄道の長野行きが5分後発。
次の電車が20分後、朝はまだ開いていなかった観光案内所でパンフレットをもらったり、
御手洗いに行ったりすれば20分くらいつぶれるからいいかなとも思いましたが、
行けるだけ行ってみようと、若干ダッシュ。
切符を買ってホームに降りてみると、ちょうど電車が入線しているところでした。


はい、このイベント子供中心に動きます。
近くで見ていて、子供が来ると退かされます(笑)

ブレーキの実演(操作体験)をやっていたのですが、

ほら、そこが動くんだよと、説明しているパパ〜
そこに手を入れると危ないよ(笑)

当然のことながら止まっている状態でのブレーキなので、
それほど動きはありません。
あとは、車輪の超音波検査装置、これも体験あり。

なぜかラックを工作していました。
せっかく、普段見られない所を見たり、体験できない事したり出来るんだから、
そんなの保育園か幼稚園の父親参観でやればいいジャンなどと思ってしまったり...

その後適当に歩いていると、ディスクブレーキの鋳造工場に出ました。
ここも見学可能、太っ腹ですな...
中にはいると、もちろん熱い金属を扱っているので、特有の臭いと、熱さが感じられました。
あの〜、作業している人はマスクしてるんですけど...
まあ長時間いるわけじゃないからいいのか、と勝手に納得して見ていました。
この工場から出たくらいに「長野駅行きのシャトルバスの最終は15時15分です」
というアナウンスが聞こえてきました。
この時点で14時45分だったので、あと30分。
そろそろ入り口に向かって歩き始めよう。
そしてしばらく歩いていると...
これを抜きにして鉄道イベントは語れない!!
というものに出会いました。
そう、その通り、察しが早いですね〜


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見つけたときには、もう片づけ始めていたから、
最盛期はもっと盛り上がっていたんだろうと思いつつ眺めていました。
残っていたのはドアの開閉ボタンとか行き先表示のシートなどだけで、
これといって面白そうなものはありませんでした。
行き先表示のシート、買ったらどうに持って帰るんだろう...

時間もあまり無かったので、着いたときに気になっていた入り口付近のSLと
バルーンをチェックするために先を急ぎました。
と、その途中で...

なぜ羊?
意味わかんないんですけど〜
とりあえず無視しよう...
更に先に進むと、今度は怪しい2人組登場。


パパ〜 怖いよ〜


なんか羊がいる意味がわかったようなわからないような...
この旅客戦隊トレインジャー(仮名)はちょっと怖い。
2〜3割の子供は逃げてたよ、中に入っている人には可哀想だけど。
なるほど、泣いた子供を羊がアシストするわけか〜
と、勝手に納得して、先を急ぎます。

点検くん?
あの、手に持ってるトンカチらしきものの先っぽ、どう見ても車なんですけど...
まあ、あまり細かいことは気にせず。
関係者が記念撮影していたので、その様子を記念に撮影。
子供用なので、中には入りませんでした...

そのあとは、SLです、D51です、トーマスじゃないです!!
前から後ろから斜めから、パシャパシャ...
あ、デジカメ消音だった。
趣旨としては、運転席の見学と、運転席付近に親子が乗り込むか子供だけ乗り込み、
関係者か親が写真を撮るもので、かなり盛況でした。

そこで写真を撮っていたおばちゃん。
あー顔が見えないかも〜、どうしよう〜
と、このまま2分くらい粘ってました。

ハイ、だいたひかるで、ご一緒に

♪どおでもいいですよ〜

まあ、自分が並んでいる訳じゃないからどうでもいいのですが、
後ろいっぱい並んでるんだし、もうすぐイベント終了なんだから、少し気を遣っても良いと思うのは、
更にだいたひかるで

私だけでしょうか〜

混雑している名所旧跡の前で写真を撮って、その場でチェックしているカップルその他、はっきり言って邪魔です...
チェックは他の場所でやってください。

と話が逸れましたが、SLを撮ってるとき、3時なのに虹が...
♪ヒュルリー、ヒュルリーララー
いいよ、気に入らなければサラッと流してもらっても、
でも、やっぱりスルーされるよりは、つっこんでもらった方が...
さてと、寒くなってきたので、シャトルバス乗り場へ急ぎました。
バスはさっき着いたばかりで、まだ空いていたから、座りましたよ、
ええ、ドッシリと座りましたよ(笑)
まあ、行きのバス待ちで、会場から戻ってきたバスの混み具合と比べれば、
それほどでもありませんでしたが、15人くらいは立っていましたね。

そして長野駅へ戻りました。
この中途半端な時間が行けないんですね、気付いたら善光寺にいました。
しかも徒歩です...
宿にピットインという手もあったのですが、まだ16時30分くらいだったので、
小雨の降る中をチョット歩いて、かるかやさんで引き返そうと出発したわけです。

それがいつの間にか善光寺、長野七不思議...
しかも途中なぜか遠回り、というか道間違えた、かるかやさんから真っ直ぐなのに...
これは不思議ではなく、ただの方向音痴。
直進だとわかっていながら、車の案内板を見て、かるかやさんをチョット過ぎたところで左折。
そして、看板の通りに次の大通りを右折、更に看板通りに右折。
ハイ、元の道を直進したのと同じ道に出ます...
あの道は車両通行止めじゃないよね。
車の看板も左折右折右折だった気がする、何でだろう...
雨が降っているにもかかわらず、以外と混んでいました。
善光寺は宿坊が沢山あるので、学校の合宿や会社の研修の人とかも多いです。
あー観光で来るならいいけど、研修できたくないな...
なんて思いながら、善光寺の境内へ行き、写真を撮って、おみくじ。
これはホントの話、おみくじ引くの初めて。
しかもネタ用だから...
それをわかっている善光寺さんは凄い、しっかりとネタ用のおみくじを出してくれました。
空が薄暗くなり、提灯が灯ると、また昼間とは違った雰囲気が楽しめます。
善光寺は朝の寺、お朝事に行くとまた違った楽しみがあると思いますが、
まだ行ったことがありません。
お朝事に行くには、善光寺に近い旅館などが良いみたいですね。
あの宿坊って普通に泊まれるのかな...
たぶん、2人以上とかになるんだろうな〜