2006秋 京都(大阪、大津)





<2日目>
大阪ホテル 〜 阪急梅田駅 − (阪急京都線特急) − 桂 − (阪急嵐山線) − 阪急嵐山 〜 (以降自転車移動)
渡月橋 〜 大堰川(保津川) 〜 大悲閣千光寺 〜 大堰川(保津川) 〜 渡月橋 〜 常寂光寺 〜 落柿舎 〜 二尊院(通過) 〜
化野念仏寺 〜 天龍寺 〜 阪急嵐山駅 〜 (以降徒歩移動) 〜 京福嵐山駅 − (京福電鉄北野線直通) − 竜安寺道駅 〜
龍安寺 〜 仁和寺(通過) 〜 御室駅 − (京福電鉄北野線) − 帷子ノ辻駅 − (京福電鉄本線) − 京福嵐山駅 〜 宝厳院 〜
京福嵐山駅 − (京福電鉄本線) − 嵯峨駅前 〜 JR嵯峨嵐山駅 − (JR山陰本線) −
京都駅 − (JR琵琶湖線) − 大津駅 〜 大津ホテル





この日の天気は曇り。

朝8時30分頃ホテルをチェックアウトして、阪急梅田駅へ行き、
そこから京都線の四条河原町行きの特急に乗車、
桂駅で阪急嵐山駅行きに乗り換えて阪急嵐山駅へ。


レンタルサイクルを借りて、自転車で荷物を京福嵐山駅に運び、
京福嵐山駅のコインロッカーに入れて、嵐山観光をする予定でしたが、
レンタルサイクルで荷物を1つだけ預かってくれるということなので、
手荷物鞄の要らないものをボストンバッグに詰めて、
レンタルサイクルでボストンバックを預けて、そのまま観光に出発しました。









昼頃から雨が降り始めるとの予報で、実際いつ降り出してもおかしくない状況。

というわけで、なるべく遠くの方から回って、雨が降ってきたら近場の天龍寺や
京福電鉄で龍安寺などを回るというコースにしました。


まず、最初に訪れたのは、保津川の流れに逆らって左側を歩いていくとある絶景です...









絶景と書いてるのだから絶景という場所なんでしょう(笑)
モンキーパークにも興味があったのですが...







保津川の両側は、紅葉のトンネルになっています。

細く、起伏がある道なので、自転車に乗ったり、押したりしながら、
15分くらい進むと、やがて道が突き当たり、直進すると旅館嵐峡館、
そして左にある階段を登ると絶景となります。




































絶景とは、大悲閣千光寺というお寺のことです。
もともと檀家もなく観光寺院でもなかったので、寂れてしまっていますが、
現在、拝観料によって諸堂を建て直す計画らしいです。







歴史もあり、松尾芭蕉や夏目漱石も訪れているお寺なので、
寂れさせておくには勿体ないとは思いますが、
あまり有名になりすぎて、ドカドカと人が来るのも考え物です。











階段を登り始めてすぐに拝観受付があり、そこを過ぎるとしばらく階段が続きます。
少し疲れますが、秋には山全体が紅葉に包まれ、とても綺麗です。












階段を更に上っていくと、小さい鐘楼があり、撞くことが出来ますが、
一人が撞ける回数が決まっているので、気合いを入れてゴーンとやってください(笑)

















建物の中の1つに客殿(月見台)というものがあり、中に入れるようになっています。
ここには、写経台や法衣姿の了以の木像が安置されており、更に奥の方に
窓というかテラスのようなものがあります。






これが噂の絶景です。







このテラスからは、眼下に広がる紅葉と翡翠色の保津川、保津川を下る舟、
小倉百人一首の名前の由来となっている小倉山が見えます。

また、双眼鏡や壊れた望遠レンズつきの一眼レフカメラなどが置いてあり、
晴れていれば、京都タワーや大文字山、遥か遠く比叡山などを望むことが出来ます。







こんな環境の中で1日中マッタリとしていたいと思える場所です。
天気がよければ、もう少し長居をしていたかったのですが、
後の行程もあるので、山を下りました。
















山を下り混み合う渡月橋をなんとか渡り、
混み合う天龍寺や京福嵐山駅前を通って、嵯峨野方面へ移動。
渡月橋は歩行者天国じゃないんだけど...







先ほど上ってきたのはあの辺りです。








この辺りには落柿舎や常寂光寺、二尊院、更に奥へ行くと化野念仏寺などがあります。
途中は空いていましたが、常寂光寺周辺に近づくにつれ人も増えていきます。








常寂光寺の中は大混雑、紅葉の方も境内全体にわたり、混雑も当然と思います。







この辺りのお寺は、山腹に建物などがあるので、大きな建物などはありませんが、
その分、山全体に木々が生い茂り、秋には多くの木々の紅葉を楽しむことが出来ます。

苔生した地面に紅葉が落ち、まるで真っ赤な絨毯のような様相を呈しています。












入口にある茅葺きの建物と紅葉の組み合わせが人気のようで、
絶えず写真撮影をする人で賑わいます。







毎度のことながら、ネタが無いので写真のみでお楽しみください...































続いて、先ほど常寂光寺に来る途中通り過ぎてきた、落柿舎に寄ります。
落柿舎という名前よりも、蓑と笠の方が有名かもしれないです。







表からでも十分楽しめますが、取りあえず中に入ってみました。







中にある建物には入れませんので、コレといって何もありません...







この蓑笠が掛かっている時は、在宅していますという意味です。